イギリスとは、あまり仲良くしない方が良い

■日英、９日に貿易交渉開始＝年内妥結目指す
(時事通信社 - 06月09日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6112749


私たちは普段、メルカトル図法の地図で日本中心にみてますので上掲のような世界観を持っている日本人が、過半だと思います。
ただ、視点を変えてアメリカ中心のメルカトル図法を見ると、アメリカは日本とイギリスに挟まれているのが分かる。


つまり日本人はあまり意識してないけど、日本がイギリスと必要以上に仲良くなったり経済的な結びつきを強めたり軍事同盟なんか結んだりすると、アメリカにとってみれば地政学的なプレッシャーになるということ。
良く言われる石井ランシング協定関連で日英同盟の破棄がなされたのは背後でアメリカの意思が強く働いていたからだ、ということですが、これは要するに日本としては日露戦争でロシアを牽制するためにイギリスの協力が必要だったから日英同盟結んだのですが、これが地政学的にアメリカ包囲のプレッシャーとなって、後の太平洋戦争で日米が大喧嘩する原因になったということ。
ですから、イギリスとは必要以上に仲良くなったりしない方が日本は得だということです。