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2020年06月08日19:53

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渋谷駅の埼京線・湘南新宿ライン新ホーム&日比谷線虎ノ門ヒルズ駅&恵比寿・新橋方面散策

先週1日より供用開始になった渋谷駅の埼京線・湘南新宿ラインの新しいホームと、土曜日に開業した日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅を見に行ってきました。
日・月休みなので昨日行こうと思っていたのですが、平日の日中のほうが空いている可能性が高いので昨日はうちでゆっくりして今日にしました。ちなみに私は通勤で都心方面に行かないし、私用でも4〜5月は全く行かなかったので、仕事関係で4月に一度行ったとき以来約1か月半ぶりに都心に出ました。
湘南新宿ラインで先頭の景色を眺めていたら、新宿駅に入る直前で並走した中央線の電車が2本だけしかない常磐緩行線からの転属車の209系1000番台でした。
何故か見かけることだけは多いのですが、初めて見かけたときは豊田まで行きたい時に立川止まりで乗るのを止めたとか、その後も反対方向だったりそもそも中央線に乗る予定がなかったりで、なかなか乗る機会がありません。
中央線のグリーン車連結開始に伴う一連の作業が終わったらお役御免で引退になる可能性大ですが、あと数年あるのでまだまだ焦らなくても乗る機会はありそうです。
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そしていよいよ渋谷に到着。
今までだと山手線ホームの横を通り過ぎた先に停車していましたが、今度は山手線ホームの真横に止まります。
これによりホームが離れていて乗り換えに不便という長年の課題が解決されますし、すぐ隣に山手線ホームがあるというのはある意味感動ものでした。
そして、埼京線と山手線の線路の間には以前の通路の橋脚が残っていますが、今後はこれを撤去して内回りの線路を埼京線ホーム寄りに移動し、外回りの線路も西口寄りに移動して現在の内回り専用ホームを拡大し、完成すると山手線のホームも1つの島式ホームに統合されるため、今までより分かりやすく移動しやすくなると思います。
新しいホームを見終えた後は新南口から改札を出ました。
新南口は今回のホーム移動に伴い閉鎖されると言われていたこともありましたが、旧ホームを通路として残しながら当面は存続するそうです。
柵が設置されたり新南口への階段より先は閉鎖されましたが、今のところはつい先日までの面影を強く残したままです。
元々ここから乗り降りする人は少なかったはずだけど、今後さらに減少する可能性もありますが、新南口に直結してJR東日本自社系列のホテルメッツ渋谷がありますので、これがある限り廃止される心配はないのではと思います。
そして、線路の反対側の桜丘町再開発地区は古い建物が取り壊されて更地になってしまい、今後は再開発ビルなどが建ち2023年11月竣工予定ですが、計画図を見ると線路を跨いで新南口に接続する形で「空地・デッキ等」が描かれているので(現在は道がない)、将来的には新南口を桜丘地区への玄関口として活用することを考えているのかもしれません。
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改札を出た後は食事にし、どこに入ろうか迷った末に、新南口を出てすぐのところにある「WIRED SHIBUYA」という店に入りました。しばらく休業していましたが6月1日より営業を再開したそうです。
ランチメニューがいくつかあったので「タンドリーチキンのスパイスカレー」を注文。ランチセットだとドリンクが付き、アイスコーヒーにしました。
12時前で客が少なかったためかと思いますが、カレーは結構早く出てきました。カレールー本体に具がないためか、チェーン店のカレーっぽく見えたのですが、意外にも味はしっかりとついていたし、辛口と書かれていない割には辛さもなかなか強めでした。
タンドリーチキンや付け合わせの野菜もなかなか美味しかったです。
食べているうちにちょうど昼休みの時間になり、行列ができたりはしないまでも結構混んできました。そして、通路向かいの席に仙台の怖いお姉さんもとい杏or芳根京子みたいな人(相方は男の娘ユーチューバーのぎんしゃむみたいだった)も来ました。
食べ終えた後はすぐに会計を済ませましたが、1000円と書かれていたのでそのつもりでお金を出したら、現在キャンペーン期間中とのことで予想外に100円返って来たのが有難かったです。
また、この期間限定かもしれませんが弁当などテイクアウトメニューも色々展開しており、店頭で買って帰る人も多かったです。
食後は恵比寿駅まで渋谷川沿いを歩いて移動。並木橋のところまでは東急東横線の地上時代の線路跡になり、この部分は歩道が広くなっています。
また、以前から気になっていた道路沿いから見ると普通のビルだけど裏から見るとゲームとかアクションものの世界のダンジョンの入口や、アジアのどこかにありそうなカオスというかヤバい建物に似た雰囲気が漂うビルがあるのですが、夏場で蔦が伸びて緑に覆われていて、さらに怪しさを増していました。
そして並木橋のところには以前の橋脚を流用したアーチがあり、以前にここを通ったときはコンクリの壁面に昔描かれた広告が残ったまま(調べたら戦後すぐのものでした)になったりしていたのですが、きれいに整備されて消されてしまいました。
その後は都営バス渋谷車庫前を通過。路線バスはどんな状況下でも毎日稼働してきましたが、やはりこうなってしまうと観光バスの出番がないようで、観光バスが何台も並べて止まっていました。
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次いで比丘橋を渡って川の反対側に出ましたが、この辺は木造住宅が多かったりと駅周辺の商業地やオフィス街とはだいぶ趣が異なり、石造りの神輿庫など味のある建物も多いです。
そして恵比寿駅に到着。恵比寿駅前には「えびすストア」という昭和レトロな雰囲気漂う商店街のビルがあります。
ところどころ空室も目立つのですが、この時間だと弁当などを買うのに列ができている惣菜店もあるなど、昔ながらの活気は決してなくなっていません。
また、ここのトイレ横に各戸の電気メーターがまとめられているのですが、丸い窓がずらりと並んでいて、中には古風なメーターが入っていました。
途中で交換されているものもあるようですが、多くのメーターに「昭和34年」と刻印されていたので、えびすストアはこの頃にできたと思われます。

恵比寿からは日比谷線に乗車。
案内類は虎ノ門ヒルズ駅開業後に交換され、日比谷線の駅は今まで長年にわたって漢字名の駅ばかりだっただけに、片仮名入りの駅名が新たに加わるのは新鮮な感じですね。
運賃表も新駅対応になったほか、6月6日より有楽町線の銀座一丁目駅が新たに銀座駅との乗換駅となり、もちろんこれにも対応しています。
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恵比寿から新駅までの所要時間は11分で、近いと言えば近いですが、特に神谷町を出た後はあっという間に着いてしまった感があります。
日比谷線では3月末で在来車両が全て引退してドア位置が統一され、一部駅では設置工事も始まりました。在来駅でまだ稼働は開始している駅はないものの虎ノ門ヒルズ駅では開業当初よりホームドアが稼働しており、結果として日比谷線の駅でホームドアの使用開始第一号となりました。
今後は他の駅でも順次ホームドアの使用が開始されることになるし、乗り入れ先の東武でも北越谷駅で昨日より、まずは1番線(上り準急のみ使用)で運用開始になったとのことです。
この駅は日比谷線初のホームドア設置、将来の臨海地区へのBRTとの乗換駅ということもあり、鳴り物入りで気合を入れて開業したように思えてしまいますが、北千住方面行(2番線)の改札口は小さいものが一つだけで地上にしか接続していないし、おまけに反対ホームへの連絡通路がなかったり、内装関係は壁が仮設のパネルだったりで未完成の部分が多いですね。
特に改札内で反対側ホームに行かれないので、改札口の周囲には黄色い看板で大きく注意書きが書かれているほか、警備員がプラカードを持って案内していました。
というのも、6月6日というのは予定されていたオリンピックに間に合わせるための暫定開業であり、駅はもちろん地上にある他の施設関係もまだ工事中のものが多いです。
虎ノ門ヒルズ森タワー・ビジネスタワーを経由して銀座線虎ノ門駅へ通じる連絡通路も供用開始になりましたが、こちらも今のところは中目黒方面行(1番線)のホームにしか接続していません。
現在は両方向のホームの行き来ができませんが、今後は線路の下にコンコースや連絡通路ができるほか、北千住方面改札寄りの工事中のエリアは「虎ノ門ヒルズステーションタワー(仮称)」として3年後の開業を予定して建設が進められています。
暫定開業で使いづらい面も否定できない新駅も、それらが完成することでようやく本領発揮となりそうですが、まだまだ先は長いです。
虎ノ門ヒルズ駅を見終えた後はビジネスタワーの地下を散策。
ここにはスーパーマーケットの福島屋が今週11日にオープンし、通路自体は通れますが店舗はまだ開店していなく、準備作業や関係者向けの内覧会が行われていました。
福島屋という店の存在は今まで知らなかったのですが、羽村市に本社があるのでその周辺のほか、都心部だとアークヒルズと秋葉原UDXにあるようで、こちらは都心で3店目ということになりますね。「ナチュラルフードマーケット」「自然派」というキャッチフレーズから、街中のよくあるスーパーとはちょっと違った趣のようです。
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そしてこの真上の1階はバスターミナル及びタクシー乗り場になり、当初の予定では5月24日に晴海・豊洲方面を結ぶ東京BRTが暫定運行を開始する予定でしたが延期になってしまいました。東京BRTは連節バスや燃料電池バスを走らせることを売りにしているだけに開業が楽しみですが、バスターミナルとなる中央部の乗り場は閉鎖されたままになっていて、現在は端っこでタクシーのみ発着しています。
虎ノ門ヒルズを見終えた後は歩いて新橋駅方面に移動。
虎ノ門ヒルズの隣には、周囲をビルに囲まれた中に木造の古い建物があり、これは「虎ノ門大坂屋砂場」という蕎麦店です。
ここは明治時代創業の非常に歴史のある店で、この建物も登録有形文化財に指定されていて、1923年(大正12年)築なので間もなく築100年を迎えようとしています。歴史ある建物も気になりますが、いつかはここで蕎麦も食べてみたいですね。
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そして、新橋駅の手前で烏森神社に立ち寄りました。
鳥居に茅の輪が設置されていてふと気付きましたが、6月30日は夏越の祓ですね。半年間の罪穢れを祓い清めて残り半年の無病息災を祈願する行事です。
今日は特に何かをやっているという訳ではありませんでしたが、提灯が「夏越大祓」と書かれた水色のものに交換されていて、最近は散策などをしていなくて季節を忘れがちになると感じること多かったですが、こういうのを見ることで夏の訪れや半年の折り返し地点が近づいていることを実感しますね。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/6208479.html
(2)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/6208534.html
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