●ひたむき 【直向き】 【只管】
★「じかん」じゃない!「只管」の正しい読み方、知っていますか?
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2019.08.06 WORK レビューライター 片山香帆
さまざまな読み方がある漢字。漢字に慣れ親しんでいる日本人であっても、読み間違いをしてしまうことは多々あると思います。普段聴き慣れている言葉であっても、漢字で書かれるとわからなくなることは珍しいことではありません。とはいえ・・・人前で読み間違えたりすると恥ずかしい思いをすることも。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!
「只管」の読み方、知っていますか?
間違っているような気がしていても、正しい読み方が浮かばず、「ただかん」と読んだ人は多いのではないでしょうか。「只」「管」という漢字からは想像しにくい読み方であるのは事実です。
「只管」の意味は
[形動][文][ナリ]そのことだけに意を用いるさま。もっぱらそれだけを行うさま。
[副]
1 ひとすじに。いちずに。
2 まったく。すっかり。
です。
正解はこちら!
「ひたすら」です。漢字からは想像しにくい読み方だったのではないでしょうか。
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★ひたむき 【直向き】
(形動)[文]ナリ
一つの事に熱中するさま。一つの事に一生懸命になるさま。いちず。
「―な態度」「―におしすすめる」
[派生] ――さ(名)
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★ひたむき
出典:『Wiktionary』
名詞
・ひたむき【直向き】
一つのことに熱中する様子。
形容動詞
活用
ダ型活用
ひたむき-だ
関連語
ひたすら
翻訳
英語:earnest
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★いっこう ―かう 【一向】
1.(名)
「一向宗」の略。
2.(副)
(「いっこうに」の形も用いる)
(1)(下に打ち消しの語を伴って)まるきり。少しも。
「しかっても―こたえない」「―に驚かない」
(2)全く。
「―平気だ」「口が―に無調法な女であった/新世帯(秋声)」
(3)ひたすらに。ひたむきに。
「唯本願をたのみて―に称名すれば/一遍上人語録」
(4)いっそのこと。むしろ。
「―に重忠と刺し違へて死なんとは思ひしが/浄瑠璃・出世景清」
(5)すべて。全部。
「大小事―なんぢにこそ言ひ合はせしか/平家 10」
3.(形動)
全くひどいさま。
「こつちらは―なものだ、とんだねき物(=売レ残リ)だ/洒落本・通言総籬」
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・ひたすら 【〈只管〉/〈一向〉】
1.(副)
(1)ただその事だけに心が向かうさま。いちず。ひたぶる。
「―平和に尽くす」「―謝る」「―隠し通す」
(2)すっかり。全く。
「かの維時がなごりは―民となりて/増鏡(新島守)」
2.(形動)[文]ナリ
(1) に同じ。
「―な思い」「―に励む」「―に祈りをささげる」
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・ひたぶる 【頓/〈一向〉】
(形動)[文]ナリ
(1)もっぱらそのことに集中するさま。いちず。ひたすら。
「―に追い求める」「―な努力」
(2)すっかりその状態であるさま。全く。
「よそ目には―狂人と人や見るらん/謡曲・清経」
(3)向こう見ずなさま。粗暴なさま。
「海賊の―ならむよりもかの鬼しき人の/源氏(玉鬘)」
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★一向 歴史民俗用語辞典
読み方:イッコウ
いちず。ひたむき。
別名 只管、平
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★一向
出典:『Wiktionary』
副詞
一 向(いっこう)
1.全く。全然。
2.ひたすら。
3.(下に打ち消しの語を伴い)少しも〜ない
形容動詞
一 向(いっこう)
全くひどいさま。
活用
ダ型活用
一向-だ
略語
一 向(いっこう)
一向宗の略。
発音
いっ右斜め上こー
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★真摯さ
読み方:しんしさ
形容動詞「真摯だ」が、接尾語「さ」により体言化した形。
終止形
真摯だ
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★真摯さ
読み方:しんしさ
ひたむきに、誠実に事に当るさま。またはその度合い。
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★只管打坐(しかんたざ)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書
只管打坐の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典
しかん-たざ【只管打坐】
余念を交えず、ただひたすら座禅すること。▽仏教、特に禅宗の語。「只管」はひたすら、ただ一筋に一つのことに専念すること。「打坐」は座ること、座禅をすること。「打」は助字。「只」は「祇」とも書く。
出典
『正法眼蔵随聞記しょうぼうげんぞうずいもんき』
句例
只管打坐の修行に堪える
用例
山中独居の禅僧が、面壁数年、只管打坐に徹しても、かすみを食って生きられるはずはない。<水上勉・一休>
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★只管打坐の解説 - 学研 四字熟語辞典
しかんたざ【只管打坐】
禅宗の用語で、雑念をいっさい捨て去って、ただひたすら座禅を組み、修行すること。ただひとすじに、一つのことに集中すること。
注記
「只管」は、ひたすら。「打座」は、座ること、座禅を組むこと。
表記
「祗管打座」とも書く。
出典
『正法眼蔵随聞記しょうぼうげんぞうずいもんき』
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★只管打坐の解説 - 小学館 大辞泉
しかん‐たざ〔シクワン‐〕【×只管▽打×坐/×祗管▽打×坐】
ただひたすら座禅すること。特に曹洞宗でいう。
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★只管
出典:『Wiktionary』
副詞・形容動詞
只管
1.(しかん:宋代の中国語より)ひたすら、〜だけをする。
只管打坐:曹洞宗における宗教の姿勢を示す語。
2.「ひたすら」の漢字表現。明治期から戦前にかけ多く用いられる。
己が業が兒戲に類するかどうか、兎にも角にも早く其の人に會つて腕を比べたいとあせりつつ、彼は只管に道を急ぐ。(中島敦 『名人傳』)
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