「鰻の男」

　…正午まで、アルバイト。快晴ッ！毎日、こんなんだといいのになぁ。

　帰宅後、DVDでｷﾑ･ﾄﾞﾝﾌ監督の韓国映画｢鰻の男｣を観ました。



　☆「鰻の男」(2014)監督 ｷﾑ･ﾄﾞﾝﾌ 出演 ﾊﾟｸ･ｷﾞｳﾝ､ﾊﾝ･ﾁｪｱ､ｲﾑ･ﾌｧﾖﾝ､ﾕ･ｼﾞｪﾐｮﾝ､ｷ･ｸﾞｸｿ､ﾁｮ･ﾖﾝｿｸ

　中国でウナギの養殖業を父と営むチェンは、韓国に輸出したウナギから水銀が検出されたことを知り、中国産ウナギの安全性を証明するため、危険を冒して韓国へ密入国する。
　しかし、再検査しても結果は同様で水銀が出てしまう。ショックでぼうぜんとする彼を、食品安全庁の女性検査官ミが世話するように。
　やがてミの紹介で倉庫の警備職に就いたチェンは、そこで衝撃的な事実を知ってしまう……。


　脚本が、今、人気沸騰中の映画監督､脚本家､プロデューサーのキム･ギドクだってんで、観てみました。

　…う〜〜〜ん、これはちょっと僕には合わなかったかなぁ。

　主人公のチェン、とってもイケメン兄ちゃんで、中国人という設定なのであんまりしゃべりません！…で、それはいいんですけど、とにかく強いッ！

　…コレが、どうしても腑に落ちないのですよ。だって、親父と２人でウナギの養殖やってるお兄ちゃんが、あんな００７ばりに強いワケがないッ！　ダニエル･クレイグやトム･クルーズじゃないんだから。(笑)
　これだけで、なんだか、シラケてしまいましたねぇ。

　女性検査官ミとの恋愛関係も、よくワカランッ！　…あんなに、いきなり肉体関係持てるもんかなぁ。

　結局、中国産の食品に対する差別意識って、韓国でもあんなに激しいものなんですねぇ。日本も、相当チャイナ嫌いは蔓延していますが……。
　あ、ちなみに原題は “ Made In China ” であります。


　『腐った資本主義の奴隷、
　　あぶく銭に群がる亡者、
　　カラ威張りの能無し人間、
　　…あんたたちよ。
　　私もそう。』