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2020年05月28日19:22

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遺跡のことあれこれ。

 人に本を読んで貰うのは好きだったけど、
自分で読むのは嫌いでした。
初めて、最後まで読んだのは忘れもしない上黒岩遺跡についてだった。
それ以来、なんか遺跡が好きです。
 時々、ボラで堀に行ったりもしてましたりね。
なんの為になるんだかわかりませんけど、黙々と、丁寧に、好きだからという理由のみで(^-^*)

 おおむかし、土建屋さんと一緒に仕事したことがあって、
「こんなに掘ってたら、なんか出て来ないの?」って聞いたことがある。
そしたら土建屋のおいちゃんが、
「あるよ、いろんなんが出る。茶碗はいかんのよ。」
「えっ、なんで?」
「工事が止まるけんよ。」
「そうなん。」
「茶碗が出たぞー。」言うたら、「はよ、掘ってしまえ。」とおらぶんよ。
「学者なんか来てしもたら、工事が何ヶ月も止まろ?
わしらも困るけど、家建てる人も往生須るんよ。」ふんふん。

 っで、今はそんなことをしたら法律に触れます、はい。
おおむかしのお話ですから、ええ。

 今日は遠くの病院へ行って、早く到着しすぎてしまったので遺跡行きました。
第2次調査中で、埋め戻ししている所に遭遇。
「危ないから、駄目ですよ。」っと言われたけど、
わたしの星飛雄馬のような燃える目で「ちょっとだけ。」と言うと、
「仕方ないなあ、ちょっとだけですよ。あそこから上は上がらないでね。」

交渉成立で犬をリュックに入れ、丘を登った。
ああ、なんとも言えないこの石室。
誰が眠ってたの?
どんな人だったの?

「その辺までですよ、土嚢のとこは崩れたら危ないからね。」
「ええ、ええ、そろり下りますから。お邪魔しました。ありがとう。」

そろり、そろり、ずりっ、そろり。
なんかとっても良い一日でしたっていう次第。
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