今朝、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、コロナで変わる学校の授業の特集をやっていました。
オムニバスでやっていましたが、番組冒頭で、「日本の学校のリモート授業に使用するデジタル機器の普及率がOECDの加盟国でみると31位」と凄く遅れている事を述べていました。これは正直、ショックですね。
今回取り上げたのは、最初が東京都墨田区の桜堤中学校でしたが、都のリモート授業の実験校になっていて、3月から始まった学校の休校に合わせて、数学の先生がリモート授業に取り組む舞台裏をやっていました。
やはりリモート授業は、対面授業と違い、生徒の反応を即座に観ることが出来ない為、非常に難しいですが、先生なりに工夫し、時間を計ってやるような物を取り入れ、飽きずに面白く取り組めるように授業を作り、配信していました。
次に出てきたのが、和歌山大学でした。経済学部の教授が1年生向けに授業を組み立て、ネットで配信した所が出てきました。色々、顔が大きく出て見やすい仕組みにしたかったようですが、今、和歌山大学に限らず、大学全体でリモート授業によるサーバーのダウンが起こっており、完全なリモート授業が出来ていないようです。
中国の上海では、暁信というネットのコミュニケーションツールを作る会社が、学校のリモート授業を手掛けるようになっており、「富裕層だけでなく、誰でもそつなくネットの授業を受けられるように昔のiphoneやipadでも繋がるように検証までやっているそうです。
番組の最後には、リモート授業を行った桜堤中学の数学の先生が、「このような授業を配信しても、貧乏な家庭だと親しかスマホを持っていない場合、好きな時に観れるわけではないので、課題もある」と言っていて、墨田区の教育長も「今年度内に全家庭に1台のデジタル機器を用意して、対応したい」といってました。
今後はデジタル配信のやり方だけでなく、家庭の収入に依存しないデジタル授業の整備が必要だと思いました。
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