mixiユーザー(id:578332)

2020年05月28日08:21

76 view

すこし前に描いた絵

去年の秋ごろから冬にかけて手がけた2点

マイミクのぐまさんから依頼されて描きました


この頃、僕は目標を見失っていた時期で、絵を描くことにすら見切りをつけてしまおうか?
なんて考えていたような気がします
(実はあまり覚えていません。まさに空虚の極み。虚無でしたよ虚無)

そんな濁り目の男の天上から、依頼のメッセージ

ああ、これが蜘蛛の糸ってやつなのね
周りにカンダタの奴は居ないな?よし登ろう!

と、猫まっしぐらに飛びついたのであります


今にして思えば、この瞬間に、ぐまさんは「マイミクのアライグマ」から「僕のお釈迦様」に
おなりにならせあそびあそばせられ(お目目ぐるぐる)

でした。
途中わずかに宗教観がまろび出てしまいましたが、まあそれぐらい有難かったという話


ぐま神様はTRPG系の同人活動をなさっている方で、ご自身で使っていたキャラクターを描いて欲しいとのことで、3名のキャラクターを紹介されました

1.ピンクツインテールの子
2.和服美人
3.チャイナっ子

「……この中から旦那が好きな子を選んで下せえ」
と、ほのかにいかがわしい言い回しで進められるがままに、ピンクツインテを選びました(90年代にオタクやってた奴なら1択だよなあ?なあ?)

嬢のお名前は「テイヤム」ちゃん

……テイヤムちゃん?聞きなれないお名前。どうやらベトナムの少年のお名前なんだとか

ベトナムの少女(少年)を選択する40代独身男性。通報は不要ですね!


なにはともあれ、無事テイヤムちゃんにご同伴いただいた僕は、その日から彼女との対話を繰り返し行いました
「お嬢ちゃん、普段はなにしているの?」
「好きな食べ物はなあに?」
「下着の色はどんな?ねえ、下着の色は?!」
(この過程をこなしている絵師の姿は、とても見るに耐えない物なので、これ以上の描写は差し控えさせていただきます)


そうして出来上がったのが上の絵ですハアハア

完成に至るまで、それは夢のように張りのある日々でした

製作途中の絵を経過報告として見せるたびに、語彙力を殺しながら喜んでいただける
嬉しいリアクションがいただける幸せ

この感動に応えようと、我が筆にも自らのものとは思えない力が宿っていきます
自分自身が本来持ちえなかったはずの技術が次々とこの手から巣立っていく様に魂が震える…………!


……すみません。ちょっと誇張しすぎました
そんなにドラマチックに技術生まれてません
「あ、俺ちょっと上手くなってる?」ぐらいなもんです
(とりとめのない長文になりそうだったので自粛。我に返って魂が震えましたよ……)

もちろん世間に出回っている素晴らしい絵とは比べるべくもないのですが、自分の中では革新的な出来栄えになったことは事実です

こんな素敵な経験を下さった、ぐま神に感謝の祈りをささげます




べ、別にもう寝ないといけない時間になったから、あわてて〆たわけじゃないんだからね!
(明日も日記書きます!)
4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する