◆ 最近、ワイドショーの話題は、新型コロナ騒動一辺倒。
何をするにも、新型コロナと結び付けないと、みんな気が済まない雰囲気。おかげで、国民みんなが、必要以上に神経質になっている気もします。
昨日は、テレビで、古い“団地”を取材していました。そんなところは、ひとり暮らしや老夫婦だけの世帯も多いらしい。
行政や専門家と称する人たちが、テレビで、必要以上に“巣ごもり生活”を煽るから、そんなお年寄りの中には、精神が不安定になっている人も少なくないようでした。
散歩に行くのもはばかられるようでは、ストレスで頭はパンクする。
“自分ももしかして新型コロナに感染しないか?”などと、コロナが怖くて仕方がない。つまり、“コロナ感染恐怖症候群”の人が増えてきました。[ #コロナ感染恐怖症候群]
◆ こうなると、コロナ騒動も、メンタルヘルス的な取り組みが大切かも?
以前、日本中で、リストラの嵐が吹き荒れていた頃には、リストラの心配もない大企業の正社員までが“自分もリストラになるかも”と怯えました。
私は、そんな人たちを“リストラ恐怖症候群”と名づけました。リストラを心配するのは当然としても、それが必要以上に深刻化すると“うつ病”になります。(→ 注1)
うつ病がさらに深刻化して自殺する人もいました。大企業では、それを防止する “メンタルヘルス”の取り組みが流行したものでした。[ #メンタルヘルス]
今回のコロナ騒動では、お年寄りの中に、その種の“コロナ感染恐怖症候群”が多くなってきたようです。こんな場合、“精神衛生”的な方面の対応も大切です。[ #精神衛生]
社会不安だけを煽ると、社会的弱者は頭まで混乱してくるので注意が必要です。
〜〜〜〜〜
●(注1)
“リストラ恐怖症候群”のことについては、2007.10.25のブログ 『成年よ、大志を抱け』をご覧ください。[→
https://bit.ly/3e1ZcVY ]
ログインしてコメントを確認・投稿する