…休日。快晴でありました。
いつものように、起き抜けの洗濯の後、DVDで映画三昧の一日でした。
午前中、DVDでジョセフ・コシンスキー監督の「オンリー・ザ・ブレイブ」を。
昼から、フェデリコ・フェリーニ監督の「女の都」と、君塚良一監督の「グッドモーニングショー」を観ました。
☆「オンリー・ザ・ブレイブ」(2017)監督 ジョセフ・コシンスキー 出演 ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラー、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・バッジ・デール、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリー、アンディ・マクダウェル、ジェフ・スタルツ、アレックス・ラッセル、サッド・ラッキンビル、ベン・ハーディ、スコット・ヘイズ、ジェイク・ピッキング
クスリに溺れ悶々とした日々を過ごしていたブレンダンは、恋人の妊娠、出産をきっかけに真面目に生きることを決意し、地元の森林消防団に入隊する。
ブレンダンは毎日地獄のような訓練を過ごしながらも、チームを率いるマーシュら仲間たちとの絆を深め、少しずつ成長していく。
そんなある日、山火事が発生。それは瞬く間に山を丸ごと飲み込むように拡大、ブレンダンたちはさらなる延焼を食い止めるべく出動する。
2013年にアメリカのアリゾナ州で発生した巨大山火事に立ち向かった、消防精鋭部隊グラニット・マウンテン・ホットショットの実話を描いたものです。
ヤーネル火災では、9.11以来でもっとも多くの消防士が犠牲になり、その消防士たちへの鎮魂の意味を込めた感動実話であります!
「セッション」で苛め抜かれる男の子を演じたマイルズ・テラーが、ここでは新米消防士としてしごかれ抜きます!(笑)
ジョシュ・ブローリンの隊長とか、やっぱりカッコいいッスねぇ。
…ただただ単純に “ 感動 ” いたしましたよ。消防士なんて、やっぱりタイヘンなお仕事だなぁ、としみじみ思いました。
☆「女の都」(1980)監督 フェデリコ・フェリーニ 出演 マルチェロ・マストロヤンニ、アンナ・プリュクナル、バーニス・ステガーズ、ドナティラ・ダミアーニ、エットーレ・マンニ
列車の中で乗り合わせた巨乳美女に目を奪われたスナポラツは、列車の化粧室で彼女とことに至りかけるが、もう少しのところで逃げられてしまう。
列車を降りた巨乳美女を追っていくと、森を抜けた先にあるホテルで開催されているフェミニストの大集会に紛れ込む。
そこから彼は、怒れるフェミニストたちや、男性のような体つきをした淫乱な掃除婦、パンク・ファッションの少女、セクシーな巨尻で巨乳の美女ドナテッラ、それから恋人のエレナなど、次から次に現れる女たちに翻弄されていく……。
…フェリーニ版「不思議の国のアリス」とも言われる、不可思議な世界がハチャメチャに紡がれていきます。
フェリーニって、ほんとにデカイ尻や巨乳が好きんですねぇ。(笑)
しかし、フェデリコ・フェリーニ、大好きな監督さんではありますが、個人的には70年代で終わっちゃったと思います。
相棒とも言える音楽家のニーノ・ロータが亡くなって以降の、フェリーニの生彩の無さと言ったら……。
本作に関しても、フェリーニらしさはあるものの、フェリーニ映画としてはまったくもって物足りない出来映えであります。
☆「グッドモーニングショー」(2016)監督 君塚良一 出演 中井貴一、長澤まさみ、志田未来、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介、濱田岳、吉田羊、松重豊、時任三郎
朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター澄田真吾は、ある日、勝手に付き合っていると思い込む癖があるアシスタントの小川圭子から、生放送中に自分たちが交際している事実を打ち明けると言われる。その上、プロデューサーの石山聡からは番組の打ち切りを宣告されるなど、散々な展開に落ち込む。
さらに、突然起こった立てこもり事件の犯人からの要求で、澄田が現場で犯人と交渉する羽目になり……。
…ボクはこの映画、けっこう面白かったですねぇ。
フジテレビが製作にかかわっていることが、テレビ局を舞台にしたドラマに、じつにウマイこと影響してんじゃないかなぁ。(笑)
朝のワイドショーの舞台裏のドタバタが、もうソレだけでも見ていて楽しい。
…登場人物たちが、みんなしっかりキャラ立ちしていて、生き生きとしているのが見ていていいッスねぇ!
この手のコメディって、意外と日本人ってヘタクソなんだけど、本作は笑いとシリアスの加減がほどよい感じなんですよね。
…いや、ホント、オモシロイと思いました。
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