鍋を買う。

仕事から帰ってきて、ゆで卵を作ろうと思ったのだが、いよいよ鍋の具合が悪くなってきた。ホウロウの片手鍋なのだがまだ20年くらいしか使っていない。ホウロウと言うのは痛めず大事に使えば一生者であるはずなのだ。

しかし、持ち手が樹脂でできていて、ここが勝手に傷んできた。どうにも取り付け具合がヅラグラする。ゆで卵を作るには熱湯を扱わねばならぬのでこれでは甚だ危険であるかも知れない。

それで、ドライバーで取り付けネジを増し締めしたところ「パキッ」と言う嫌な手応えを感じた。音はしないがそう言う手応えを感じたのである。

結果、事態はさらに深刻となり、鍋の使い心地はお世辞にも良いとは言えない者となってしまった。ナントカゆで卵は作ることができたが、来る返し使っているとそのうち火傷をするようなことにもなりかねない。

しょうが無いので買い物がてら鍋も新しいのにすることとした。行きつけのスーパーにはステンレスのしかなかった。で、個人的な都合からステンレスは甚だ良くないように思った。と、言うのも僕はよく卵おじやを作るのだが、その際今までのホーロー鍋ではすぐに卵が焦げ付いてしまって難儀していたのである。あくまで想像であるのだがステンレスでも同じく焦げ付きで困るのでは無いか？と、思ったわけである。

ので、もう一つの行ってみると、あったあった、フッ素加工の鍋、

フッ素は実は毒で、フリーメイソンがああだ、秘密結社がこうだと言う話もあるけれども実を言うと個人的には商品購入のさい、あんまり気にしていないのであった。

むしろ焦げ付きにくさという観点では折り紙付きのこの加工、ソコにしびれる！あこがれるゥ！でも、2種類あります。

18cmの奴と16cmの奴、今まで使っていたのは何センチだっけ？しまった、計ってこなかったいったん出直すと言うことも考えたけれどなるべくおうちにいなくてはならない今日この頃である。だから、まぁ、大体の感じで行きましょう感じで、16cmはなんだか少々小さい感じがする。大は小を兼ねると言うし、やっぱり18cmかな？

でも、お店での感覚と実際家での感覚ではこの大きさ感がかなり違うのである。TVを買い換えたときがそうだった、26インチを買いに行ったらお店の人に「33インチの方がお得ですよ、」と言われて、まぁその時は大した大きさにも見えなかったので、進められるがままに購入し、いざ実際家に運び込んでもらったらなんたる大画面!!

と、言うことが過去にあった訳なのだけれども、まぁ今回は2cmの差だし、たいしたことは無いだろう、と、思って18cmの奴を買った。お値段、1738円･･･、まぁ、しょうがないか、で、この鍋、内面はフッ素加工なのだけど、外面は焼き付け塗装であるらしい。恐らくは耐熱塗装なのだと思う。耐熱ガラスの蓋もついている。当然透明で、ソコがなんだかかっこいい感じがする。

ただ、取ってがフェノール樹脂とか言う奴で、コレが又ネジ止めしてある。まぁ、もって20年というところなんだろうな、ヤッパリ、

家に持って帰ってみると以前使っていたのはやはり16cmだった、この2cmの差が結構使い勝手に影響する。僕は道具に対してはやや神経質なところがあるかも知れない。良い悪いでも安い高いでも無い、要は使い心地で、詰まるところ使い慣れに行き着く。

だからどんな物でもあまり買い換えたくない。新品に買い換えると必ず使い心地が変わるから、買い換えた物に慣れるのにかなり時間がかかる（ちなみにパソコンがやっと慣れてきた感が出てきた。）

ところでこの鍋、底がディンプル加工見たくなっている。湯を沸かしてみて納得である。確かにそうだよなぁきれいにと言うか整然とというか、そう言う感じにあぶくが立つ。

ちなみにポストに手紙が入っていた、スクゥタァの税金、2400円、自賠責保険満期のお知らせ8950円(2年）手紙二枚で諭吉が軽く吹っ飛んでいきました(T_T)･･･とさ、