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2020年05月05日22:26

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容態観察、

緊急事態宣言が伸びたことで、専門家チームと呼ばれる組織や政府がおそらくはとても強い突き上げを受けている。

何しろ必死の突き上げなので、尋常では無い圧力なのだろう、政府は逐次に再検討を実施することを約束し、専門家チームは組織内に経済学者を入れるよう要請している。

例えば過去、平時において「風邪引いたかな?」という感じでお医者さんに行った場合、大抵は「お薬何日分出しときますので様子見てください、それでまだ具合悪いようだったら又きてね、」と、言う感じの対応をされる場合が多いと思う。良くなればもう行かなくても良いし治らないようだともう一回見てもらう。

もう一回見てもらう場合この処方された薬の日にち分で経過観察するということになる。

今回は国レベルで(本当は世界レベルで)病気になった。しかもかつて無い病気である。いくら専門家が束になってかかってもおそらくはまだ分からないことの方が多いのでは無いか?

首相の発言によると一応第一波(アジア由来)と第二波(欧州由来)に関しては数字の上では今のところ押さえ込んでいると言ってもいいかもしれないレベルにあるらしい。

国に先駆け、全国に先駆けて緊急事態を出したところは一次の押さえ込みに成功はしたが解除とともにさらなる脅威にさらされることとなった。そう言う喫緊の前例もある。

振り返れば世界規模の病気というのは歴史的にもコレが初めてというわけでは無い、それぞれの時代にそれぞれの国が取った手段方法、そしてその結果が記録として残っている。

「人との接触を80%減らさなければならない。」専門家の一人がそういったとき僕は常軌を逸してしまったのか?と、思った。

元々都市という物は限られた空間をいかに多数の人々が有効利用できるか?と言う課題に対する答えとして作られてきた物だ。その環境下において密集を避けろなどとおおよそできない相談であるように思えた。

しかし、みんな頑張ったと思う8割はかなわなかったかも知れないけれども、数字的に可能な限り近づけえたと思う。けれども、やはり部分的であっても解除とは行かなかった。

解除に求められる具体的な(あるいは数値的な)努力目標が明示されていないと言うことに対して政府も専門家チームも非難されている。

でも政府には国と社会と国民を守る義務がある。専門家チームの人々も政府の依頼を受けてしまった以上、その専門分野と加えて個人としての責任感が2重の重圧としてかかってくるのは想像にがたくない。安静にした状態での容態観察に必要な時間は本当を言うとあるだけ欲しいだろうし、期間はとれるだけ取りたいと言うのが本音で具体的な(あるいは数値的な)努力目標など出せるべくもないと言うのが今現在においては正直なところでは無かろうか?

ソレを考えると個人的には今の政府や専門家を責める気持ちには僕はなれない。


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