…正午まで、アルバイト。
今日は “ こどもの日 ” 、祭日である。そして、暦の上では「立夏」。…ということで、妙に蒸し暑かった。
帰宅後、DVDで青山真治監督の「東京公園」を観ました。
☆「東京公園」(2011)監督 青山真治 出演 三浦春馬、榮倉奈々、小西真奈美、井川遥、高橋洋、染谷将太、長野里美、小林隆、宇梶剛士、岩花桜、安藤玉恵、松田紗紀、島田雅彦、斉藤陽一郎、ウダタカキ
カメラマン志望の学生である光司は東京の公園を巡り、家族写真を撮りためていた。
ある日、彼がいつものように被写体に向けてシャッターを切っていると、突然現れた男性に難癖をつけられる。おころが、後日、その男性、初島から連絡が入り、公園に幼い娘を連れて出掛けるある女性を尾行し、その写真を撮ってほしいと依頼される……。
「EUREKA 」「レイクサイド・マーダーケース」「サッド・ヴァケイション」などの映画監督、また小説家、音楽家などマルチな活動で知られる青山真治が、小路幸也の小説を原作に映画化したものです。
…最初は、青山真治の “ 気取り ” が鼻についてヤだな、と思ったのですけど、ずうっと見続けていたらそれも気にならなくなり、なんとなく心地好く観てしまいました。(笑)
とにかく、全体的に雰囲気は良いのですよ。…ただ、一歩まちがうと、独り善がりな方に行ってしまいそうでハラハラします。
でも、三浦春馬や榮倉奈々、小西真奈美らのメイン・キャストの連中は、それぞれ魅力的に撮られていていいですねぇ。
特に三浦春馬、良かったなぁ。…三浦春馬、終始 “ 受け ” の芝居なんだけれど、それがまた良し、って感じですかね。余計な芝居、しなかったからかなぁ。(笑)
…映画としては、結局何を言いたかったのか、何を描きたかったのか、その辺りが曖昧なまんま終わっちゃった感じです。
『ボクみたいな素人が言っても
信じないかも知れないが
キミには才能があると思う。
キミの写真は
被写体をあったかく包んでる。
……まるで、公園みたいだ。』
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