昭和・平成・令和、3時代を駆け抜けたマツダ『ボンゴ』、生産終了へ[新聞ウォッチ]
https://response.jp/article/2020/05/01/334200.html
ボンゴは、私が免許を取って一番最初に運転した車で、私が物心ついた頃から実家に代々のボンゴのトラックがありました。正確にはこのボンゴではなく、3代目ボンゴのロング版の1トン積み仕様のボンゴブローニイのトラックですが、後に現行型(4代目)のボンゴに買い替えられました。そのボンゴもさすがに古くなって買い替えられてしまいましたが、今実家にあるトラックはボンゴではなくホンダ・アクティです。
初めて運転したボンゴブローニイはディーゼルだったのですが、これがたったの61馬力しかないという代物で、ディーゼルの場合はトルクが強めだから一概にダメだとは言えないのですが、64馬力ある軽自動車のターボ車にも劣るというパワーのなさで、夏場にエアコンをフル稼働させながら走ると明らかに加速が悪くなったりもしたし、ディーゼルだけに黒煙も発生しやすい車でした。
マツダというと今はディーゼルエンジンの技術力で定評がありますが、20年以上前のボンゴのパワーがなくて黒煙もよく出るエンジンと比べたら雲泥の差ですね。
ただ、そういう低性能な車だけに運転技術の向上には大いに役立ったと思うし、免許を取ってしばらくすると調子に乗ってしまう人もいるかと思いますが、そういう車に乗っていると調子に乗る気すら起きないので、免許取りたての者にとってはある意味教育上よろしい車でもあったと思います。
そして、現行のボンゴトラックに買い替えられた後にこれを運転する機会は少なかったのですが、エンジンの馬力だけで見ると61PSから91PSと1.5倍増しになったし、ディーゼルではなくガソリンだったせいか静粛性も大幅に向上したりで、前面だけちょっと変えてフルモデルチェンジと言い張るなと突っ込みたくなる外観に対し、性能は少しだけとはいえ確実に向上しているのを実感できました。
また、現行型ボンゴトラックで中央道を走ったことがあるのですが、以前のパワーがない型のつもりで走っていたら、八王子→調布の上り線の長い緩やかな下り坂の区間で気が付いたらスピードが出過ぎてビビったこともありました。
そして、ボンゴが生産終了になるとこのクラスのこの形のトラックやバンが不在になるためか駆け込み需要があったようですね。当初はバンが3月、トラックが8月で生産終了と言っていたのに、バンの生産終了が延期になって増産されているらしいです。
ボンゴの生産終了は何年も前から表明はされていたけど、何だかんだでだらだらと生産が続いて現在に至る訳ですが、まさかマツダがこれに味を占めてアメ横のブランド品の店みたく閉店商法に走って、やっぱりもうしばらく生産しますとか言いだしたりはしないですよね?
いっそのこと特別仕様車の「ボンゴ・ファイナルエディション」でもリリースして、やっぱり復活すると言い出すかもよというゲン担ぎの意味も込めてCMに大仁田厚を起用、CMソングは吉幾三、監督は宮崎駿にお願いして最後のCMでも作ってみたらいかがでしょうか?
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