mixiユーザー(id:14310011)

2020年04月29日12:27

32 view

イランカラプテー

とても今はイランカラプテーとは言えないが

よそ者が変えた!」北のアイヌ観光の町に小さな変化
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200429-00000015-mai-bus_all

人口1万6500人ほどの自然豊かな北海道白老(しらおい)町で小さな変化が起こっています。廃業した旅館をリノベーションした宿泊施設を新たに営業し始めた“よそ者”の動きが地域活性化の観点から注目されます。ブランディングコンサルタントの櫻田弘文さんが報告します。【毎日新聞経済プレミア】

 北海道白老町は札幌市から車で南に1時間あまりの距離で、苫小牧市と登別市の間に位置する人口1万6500人ほどの自然豊かな町だ。JR白老駅近くで同町内に少なかった宿泊施設を新たに営業し始めた“よそ者”がいる。その動きは地域活性化の観点から興味深い。

 ◇個人旅行客から人気の宿泊施設

 白老町は、白老駅近くのポロト湖畔に5月29日、国立アイヌ民族博物館や国立民族共生公園などからなる「ウポポイ(民族共生象徴空間)」がオープンする予定で注目を集める。

 白老駅から南西に徒歩数分のところに2019年4月にオープンしたのが「haku hostel+cafe bar」(ハク)だ。町内に設立した株式会社hakuが運営する。社長の菊地辰徳さんは1976年に千葉県で生まれ、17年に白老町に移住してきた“よそ者”だ。

 ハクには男女混合(16人部屋)と女性専用(4人部屋)のドミトリー(相部屋)と、1室2〜3人で宿泊できる個室が4部屋ある。開業からの1年間で約30カ国の人が宿泊しており、特にドミトリーの利用に慣れている個人旅行客から好評を得ている。

 ハクが独特なのは、10年ほど前に廃業した旅館をリノベーションした宿泊施設であることだ。もともとの建物の構造は大きく変えず、床の間や壁など内装もそのまま活用し「あるものを生かす」ことにこだわっている。「ハク」というネーミングも、廃業した柏村(かしわむら)旅館の「柏(はく)」と、白老町の「白(はく)」からとった。

 宿泊施設内のカフェ・バーでは、北海道各地のクラフトビールが味わえる。また、食事メニューのタルトやおつまみには地元生産者の食材を使っている。地元の食材を生かすことで利用客の白老町への関心を高め、生産者の商売のチャンスを広げることを狙っている。菊地さんは「カフェ・バーは白老の食のプレゼンの場のようなものです」と語る。

 ◇廃業旅館をリノベーション

 菊地さんは高校生のころから環境問題に強い関心を抱き、高校卒業後は米国の大学に進学して環境学を専攻。大学卒業後はシリコンバレーの環境コンサルティング会社に就職し、2年後に日本の経営コンサルティング会社に転職したが、長時間労働や都心の混雑などに逆カルチャーショックを受けて退職。

 2年ほど趣味の馬術に励み、その後大学院の研究員や企業勤務を経て、2014年に馬と暮らせる場所を探して岩手県遠野市に移住。そのタイミングで結婚して子供に恵まれた。3年ほど暮らしていたが、飼育していた2頭の馬をよりよい環境で育てる場を探していたときに、街づくりのイベントで訪れた白老町の環境が気に入った。2017年に政府が推進する「地域おこし協力隊」に採用されたのをきっかけに、家族と馬とともに白老町に移住した。

 菊地さんは「白老町は海も山も湖もある、自然資本の潜在力が高い土地です。これらの地域資源を観光振興に生かしたかった」と考えたという。一方で多くの課題もあり、その一つが宿泊施設の少なさだった。

 そこで目をつけたのが、白老駅前で商店街のある目抜き通りにありながら、廃業後に活用されていなかった柏村旅館の建物だった。建物の所有者から宿泊施設として利用することに賛同を得て、中小企業庁の商店街向けの補助金を受けることができた。町内の芸術家や商店街のメンバーを中心にプロジェクトチームができ、建物は商店街が買い取って所有し、菊地さんが社長を務める株式会社hakuが建物を借り受けて運営する形式で、2019年4月にオープンした。

 ◇小さな成功体験を積み重ねて変化を

 ハクが駅前の宿泊施設として営業を始めたことで、近隣の人の流れが変わり始めた。変化の一つが、ハクのある中央通りに地元住民や移住者が経営する新しい飲食店が数店舗出店したことだ。

 菊地さんは「ハクに宿泊する人が商店街で買い物をしたり、食事を楽しんだりしています。地元の店や生産者にお金が落ちることで、地域の活性化がいままで以上に進むことを期待しています」という。

 また、新たな文化施設「ウポポイ」がオープンすることで観光客の増加が期待できるが、菊地さんは「私のようなよそ者が近隣の大きな施設への客に依存しては意味がありません。ウポポイが白老の本流の変化だとすれば、私たちは小さな成功事例を積み重ねて亜流の変化を起こしていくことが大切。それがハクの存在意義だと思います」と語る。

 現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、宿泊客はほとんどいないが、この状況をなんとか乗り越えたいという。大小のさまざまな変化が起こっている白老町にどんな未来が訪れるのか、楽しみだ。
.

ウポポイ
電車の中吊り広告があったのだが
このCOVID-19
外出規制でなくなった・・・

いつか行かんと・・


イランカラプテー と迎えてもらいたいものだ
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する