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2020年04月29日01:16

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メカとゾンビと美少女と

 変わり映えのない日常(自宅待機)でも。確かに流れていく時間。


●機動戦士ガンダムAGE

 完走。振り返って見れば分かりやすいしまとまってるけど、やっぱり話のスケールに対して尺が足りてない。49話で三世代、100年戦争を語るってんだから毎話重要イベント回でギチギチ。よくある「戦争の間のささやかな日常」とか「大局に影響しない小規模の戦闘」(要は本筋じゃないけどキャラの掘り下げ回)ができないから、苦肉の策で挿入歌とスライドショーをやってたなって印象。一番人気のアセム編はその辺がある程度出来てた(学園編)からこその評価って気もする。

 とはいえ、敵に両親や大切な人の命を奪われた主人公(フリット)が恩讐に駆られ、高齢になって意気地になってたところを子に諫められ、最後は(ファンタジーイベントとはいえ)改心するってプロセスは良いし、主要キャラが次の世代で続投したり子孫が出てくると「あの人が!」ってなるのも楽しかった。元々50話以上で企画していた大河ドラマだっただけに、元々想定していた形でアニメ化されてたらどんなものだったのだろう。という夢を見てしまう。

 メカにせよデザインはカッコいいのだが、登場回数も尺との攻め合いでぎちぎち。見せ場があったAGE1のタイタスやスパローはまだいい方で、AGE3は最終機のFX以外はパッと出で終わってしまったのが本当にもったいない。そのぶん僚機が主役メカのオプションを付けて登場するという小ネタが熱いんだけど、よく見てないと気付かないという。実はジム系量産MSが奮闘する作品でもあるので、ジムフェチの方は必見かも。

 そんなこんなで地味だけど確かな名作。褒めにくいけど確かに光る部分はある佳作。ガンダムブランドの枷に振り回されていた感はあったけど、放映当時の叩かれぶりから間をおいて、見返してみたら新たな価値観が見えてきた。そんな作品でした。


●バイオハザード6(PS4版)

 アクションゲームに舵をふりきった「4」さらにシステムを突き詰めた「5」ときて、マンネリを脱却しようとして大胆すぎる変革を遂げてしまった「6」という感じ。全シナリオ一通り終わらせ、交差するシナリオやダイナミックなアクションに満足しつつも、どうにも「もっかいやり直そう!」という気になれない。もうこれでいいやとパッドを置いたところで感想をば。

【良かったところ】
◆シナリオ。キャラが分散してるが一応の見せ場があり、不屈のヒーロー活劇を見せるレオン、泥臭くも這い上がるクリス、凸凹コンビのアドベンチャーが楽しいジェイク、からの種明かしエイダシナリオは割とスカッとした。
◆目まぐるしく変わる戦場や時代背景。全体的に埃が舞い散るような「5」と比較すると華々しく派手な舞台転換、特にクライマックスのチャイナタウン。
◆一部アクションの簡略化、および体術コマンドの充実。歴代バイオの「寝てるゾンビぐらいサクッと踏ませろよ」を実現化した攻めのQTE。
◆全回復か我慢するかの二択だったハーブ運用の変化。本作ではメモリごとに回復する「タブレット」に変換して使用。
◆豊富な敵キャラ。4や5は虫っぽいの多かったぶん新鮮。「3」までのゾンビや「4・5」の変異体まで雑魚も豊富。

【悪かったところ】
◆ステージが「1−1」と小分けしていた前作と違い、平均1時間オーバーは当たり前のぶっつなげチャプター構成。休憩が取りづらく、初見で一気にやろうとすると1キャラ半日はかかる。
◆デフォルト設定が日本語吹き替え。いつもの英語と字幕にも戻せるが、そういうのはオプションじゃなくてゲーム開始前のセッティングでいじらせてくれ。
◆イベントデモ(ボス戦なんかでの移動シーンとか)がスキップ不可。リトライ時のイライラ要因「5」じゃできたのに何故?
◆凝ったマップと裏腹に一本道&寄り道で、手に入るのが弾薬といつものマーカー探し程度。探すのめんどい。
◆キャラの移動スピードに対してちぐはぐのカメラアングル。スティックをちょっと倒しただけでも早歩きなのに、それに合わせてグワッと動くカメラ。かなり酔いやすい。
◆相変わらず不意打ち上等のQTE。ボス戦の死因がだいたい初見殺しのアクション。あと逃走系の強制ランアクション。
◆全然たまらないスキルポイント。上位スキルは高額なのでお試しで使えない。また、最上位スキルのためにひたすら貯金する必要がある。
◆ジェイク編の雪山ステージ。視界不良での戦闘につるつる坂道(ダウンすると強制的に下り道つるりん)異様な難易度のスノーモービル。正直ここだけは2度とやりやくない。

 と、力作には間違いないんだけど、イマイチ人気が出なかったのも納得の作品だなと思った次第。武器強化排したのは別にいいんだけど、代わりのスキルもぜんぜん溜まらなくてねえ…クリア後に「ほらご褒美の無限武器! 強化もそのまま!」ってモチベが上がった「5」と比べても疲労感が強くて、もうちょい何とかならなかったのかなと。

 とはいえ、これで4・5・6と後期バイオは履修できたので、この流れで7や2REまで繋げていきたい所存であった。


●勇者ヤマダくん(スイッチ版)

 セール終了間際で慌てて購入。評判通りユニークなキャラやメロディが心地よい一方、中年に刺さるブラックユーモアもチラホラと。出社サボってリストラ食らったゲームクリエイター(36)が、隣に引っ越してきたJKに一目惚れして、自分主役のRPGに姫として実装させて…って、ちょっと世知辛すぎんよ〜。


●ブルーオース

 最近の時間泥棒。一応微課金してるけどキャラ愛はまだそこまでは(戦艦少女からやってるけど、いまいち船に興味が沸かない)。でもゲームはよくできていて、育成をしっかりしてちゃんと組み合わせた編隊でステージが突破できた時の達成感は、久しく味わってなかった感覚だったりする。コロナ休みの中で最もリソースを割くゲームになろうとは…。


●アリスギア

 ブルーオースに浮気しつつもデイリーはこなす。待望の新キャラ(北九州弁の野球娘)が実装されたのでとりあえず10連回したら、初発で引けただけでなくいきなり1ダブリ(上限突破)したので、ウチやっぱアンタのことすっきゃねん。
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