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2020年04月24日05:59

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煩悩超特急

今朝はおふたりの俳優さんの訃報からである。まずはこちら。

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岡江久美子さんだ。同じ俳優の大和田獏さんの愛妻でも知られる美しいお方である。昨年末に初期の乳がんを手術した後に放射線治療を受けていたため、免疫力が低下していたためコロナが禍いにったとあった。「はなまるマーケット」の司会では17年間無遅刻無欠勤だったというからご立派であった。享年63歳はまだ若すぎるので残念だ。心よりご冥福をお祈りします。
そしてもうお一方の訃報がひっそりと掲載されていた。

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超ベテラン俳優の久米明さんである。最近までは鶴瓶師匠の「家族に乾杯」でのオープニングとエンディングでのナレーションでおなじみであった好々爺である。
もう十年ほど前であろうかNHKの単発ドラマで、久米さんと奥さんの老夫婦で地方から一念発起して上京し、欲しい中古のアナログカメラを求めて都会をたよりなげながら遊弋するというロマン溢れる作品に登場しておりたいへん魅力的であった。

東京商科大、現在の一橋大学ご出身とあるので秀才でもあったようだ。褒章もふたつ得ておりご立派である。96歳。お見事な人生でした。こちらもご冥福をお祈りします。

つい先ほど、ここ数日ながら見をしつつ観進めていた邦画を一作観終えた。あの周防正幸監督の出世作で有名な「ファンシイダンス」である。僕「シコふんじゃった」と「シャルウィダンス」はロードショーでも観たしいままでテレビ放送で何度も繰り返し観てきたが、同作は実に初めてであった。平成元年作であるので32年目の初体験である。

結論。面白かった。随所に周防監督のウィット溢れる俯瞰が散りばめられており見ごたえがあった。そしてなんといっても主役の本木雅弘さんが若きこの頃から才気溢れつつ動きば俊敏であり素晴らしかった。

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もっくんは元来オリエンタルなたたずまいなので僧侶姿も似合っていた。
作品の内容はこの姿からお分かりであろうお寺の坊さんものであり、煩悩のかたまりであるお寺の二世の坊やが戒律厳しい山寺で修行して得度を得るために悪戦苦闘するというお話である。

作品中に修行を共にする仲間たちとお寺秘蔵の供物である甘菓子を盗み食いしたり、先輩僧侶が秘匿していたケンタッキーのチキンをこれまた盗み食いしたりともうデタラメであった。煩悩に五欲ありというが、やはり食欲というものは性欲ほかをはるかに凌駕して直截的であるなあと思い知らされた。

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この作品でも若き日の田口浩正さんが登場しており、盗み食いをし過ぎて昏倒してしまったり、挙句持病の糖尿病の発作で倒れたりとこちらも無茶苦茶であった。
ほかケンタッキーを隠していた先輩僧侶に竹中直人の兄貴が出演しており、この作品で周防ファミリーが集結していたことがわかる。もっくんの弟役では「シコ」でも弟役だった大沢健くんが出ていた。

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ドラマの最後では修行の終了を決める法戦式という生涯一度の大問答大会で主役のもっくんがその場に見学に来ていたカノジョと成り行きで接吻をしでかしてしまい、結果修行のやり直しを命じられるというオチに心和んだ。劇中のセリフの「あるがままに」で一気通貫しており楽しいシナリオであった。カノジョはこの方だった。

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保奈美ちゃん。若くて可愛くてキラキラしておりました♡。
上記で五欲といったが蛇足ながら整理しよう。食欲性欲睡眠欲名誉欲支配欲である。
僕に至っては名誉欲は皆無なので現在四欲のなかに生きていることになる。

食欲はまあ旺盛であるが、これ以上体重増となると死んでしまうので多少はセーブしている。なれどお酒が辞められないんだよねえ(-_-;)。禁酒というのは禁煙とどっこいのやはり病気なのだと思う。

性欲はなんとか散らしている。昨今はエロ動画がタダで見放題なのでたいへんありがたい。先日などはムチムチボディのめがねっ子のカワイ子ちゃんがマッチョな男性ととってもエロい情交動画を提供してくれたため、つい三日連続でオ〇ニーをこいてしまった。

家内が情交の相手をしてくれない。求めるたびにここ数回は手淫と口腔性愛で対応してもらっているものの、やはり本番の「肉」が欲しいので困っている。
家内曰くコロナがあるので万一持病のヘルペスを発症したら困るというのでやらせてくれないのであり仕方がないが、僕のがまんがさてどこまで続くかにもよる。一度この件ではまたも家内に要望したいと思っている。

睡眠欲だ。最近はチビたちの夜更かしのせいで就寝が夜10時半から11時と遅く、朝3時起きだと睡眠時間が4〜5時間前後とちと短い。さにありながら長女が休校で自宅で一緒の時間が長いため午睡の時間がとれておらず慢性的に眠い。ならばこの日記を辞めればいいのであるがそうもいかないのでこちらも時間を捻出してなんとか充当したいと願っている。

支配欲は僕には物欲だ。タワレコとブックオフに行ってグレイプバインの新譜とフジファブリックの初期のアルバムと美少女斎藤アリーナちゃんの作品が出ていたら入手したいのであるが、コロナのせいで外出を自粛しているので願いが叶うのはとうぶん先だ。まあその程度であり現在他に欲しいものはない。

そう考えるといちばん欲しいものというのは時間であるが、これを欲するのもやはり支配欲になるのであろうかちとわからない。まあそれは僕に限ったことではなくおそらく人類みなの共通項ではなかろうかと思う。アフリカの原住民だって火おこしする時間がほしいであろう。

まあ煩悩は人間から消し去ることのないゲームアイテムということである。
上記の映画に話を戻すが、食欲性欲恋愛欲そして悟り欲というものがあるのかそういった人々の煩悩懊悩を周防監督は独自の優しい目線でとらえておりああこの頃からこの監督はひと味違うなあとうならされた。

なんだか「シコ」と「ダンス?」もまた観たくなってきたぞ。観たい物欲だ。このふたつはちゃんとブルーレイで秘蔵しているので時間をひねり出して観たいものである。

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ほんと、もっくんよかった。右上の左の人物にご注目あれ。まだ痩身だった若き日の彦摩呂さんである。小池徹平くんみたいだ。彼こそが現在でもっとも膨張率の高いタレントと言えるであろう。あれだけ肥えててまだ食ってても死なないんだからそれもすごい。
いやはや煩悩。これあっての人間です。煩悩万歳。

今朝の紙面で見た嫌なニュースがこちら。

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岐阜の若い連中5人が寄ってたかって老人男性のホームレスに石を投げつけたり頭部を殴打したりして死なせたとあり、いまだにこんなことやっているのがいるのかとうんざりさせられた。こんなご時世であるので若い連中にもウサが溜まっているのであろうが、もうちっと他のことで発散できないのかねえ(-_-;)。ただただこいつらバカとしか言いようがないよね。
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