映画　イルミナティカード　イライザは誰のこと？

あらすじ
　一人の精神疾患患者が社会復帰のためにSNSを使い始めるようになる。彼女の精神疾患の特徴は「妄想」、「被害妄想」、「聞こえない声が聞こえる統合失調症」、「境界性パーソナリティ障がい」など、数多くの病名が該当するかのような「虚言癖」などによる症状だったが、社会人として勤務していた時間は短いものの、実際に大手企業にも就職することができていた過去もあった。しかし彼女は再び閉鎖病棟に戻ってきてしまった。その原因は、「私は双子で、双子の相方は私の隣に座っている、私の保護者らによって殺害された過去を思い出してしまったから」だった。最初は誰も彼女の話を信じなかった。彼女の体には注射痕もなければ痣もないという理由で警察官らはまさかMDMAを投与されていたことには気がつかなかったのだった。彼女の幻覚や幻聴の原因は非合法薬物の後遺症であることが高いと本人が自白するようになっていった。それは彼女の体内から数多くの証拠が消え去った後の話だった。つまり彼女は奴隷としての役割を終えた証拠でもあった。しかし彼女の担当医たちは「彼女は精神疾患患者だ」と肯定してしまい、複数の警察官らを帰路につかしてしまったのだった。
　彼女の姉は海外では秀才として認められつつあったが、彼女は聖書に背いて「私の姉は私の双子の相方を殺害した犯人だから私は彼女の存在が苦手だ」と主張した。彼女はその罪悪感から毎日過食を続けてしまうのだった。彼女の父親は毎日のように彼女の元へ面会に来るのだが、彼女は「私は人格障がい者だから、たとえ自分の父親でも精神病院から出られたとしてもお父さんから虐待されることが怖い」と、本音を言いたかったのだったが、彼女は担当医にも心を閉ざした。彼女は与えられた錠剤を素直に投与されることで社会復帰を目指すのだったが、彼女はイルミナティカードの攻略方法で頭がいっぱいになっていたのだった。
彼女は洋楽を聴いて、イルミナティカードの意味を重ねていくのだが、周囲は「それが精神疾患になる原因だ」と彼女を責めてしまい、彼女は再び心を閉ざしながらSNSを利用するのだった。彼女はある日、衝動的に沖縄県内のホテルの電話番号を一覧表にし、ある日には皇室御用達の乗用車のナンバープレートとの関連性について興味を抱くようになり、自分の気にいったホテルに素泊まりしたのだった。まずはスイートルームを予約し、徐々に問題を解決させていったのだった。そして事件当日に使われたホテルと部屋を見つけ出し、彼女は自分の双子の相方の遺体が放置されている証拠を一人で突き止めたのだった。
　彼女は閉鎖病棟の内部に一台だけ設置されている公衆電話から沖縄県の警察署に連絡をした。「ルネッサンスホテル沖縄の"４５８２"号室には遺体がある」と、彼女は相手の知能指数を確認するためにわざと嘘をついたのだった。それは彼女が精神異常者であることを相手に伝える唯一の方法だった。警察官らは調べもせずに彼女に嘘をついた。「遺体はどこにもない」と。彼女は閉鎖病棟を出て、自分の部屋でSNSを使うことにした。
　「彼女の病気が治るまでには時間がかかります」という警告はあったが、入院費も高いことから彼女は出所することに成功したのだった。
　彼女は視聴率を確認するためにSNSを活用するのだった。そして彼女は一人会社の設立に向けて準備を始めるのだった。サーモグラフィーも知らない警察官は、彼女の虚言癖で、これは刑事事件でもない、彼女のただの戯言として扱ってしまったのだった。
　彼女はイルミナティカードのジャパンを成功させるためにトランプ政権に向けて準備を開始した。次は東京のホテルを探し、一人で新幹線に乗りドイツ人と接触し、東京都内ではバーに立ち寄り、白人と接触し、"XL"を追及することに成功したのだった。
　彼女は新幹線の中で見つけたトランプ政権寄りのフリーペーパーを入手しており、帰り際に"XL"に見せたのだった。彼女はSNS内ではゴーストライターであったが、それはイルミナティカードの攻略方法だったからである。彼女はトランプ政権中にできる、イルミナティカードの攻略方法を次々と輩出していったのである。彼女は昔から「シックスセンス持ち」として医師から一目置かれていた時代があったからである。
　映画は過去と現在と未来が重なり合っており、どこが過去でどれが現在なのかが錯乱するような内容である。SNSの利用者たちは「そんな映画はどこにもない」、「そんな音楽はどこにもない」と指摘し始める。彼女はその反応を見ていたのだった。