■松重豊、『孤独のグルメ』の次は猫に? 『きょうの猫村さん』で見せる和みの演技
(リアルサウンド - 04月22日 08:01)
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食べっぷり、が注目されたわけではない。それは演出の問題である。クローズアップ、咀嚼音も拾い、なによりあの内的独白だ。といってもそれは脚本と演出がすばらしいのであって、松重豊の功績ではないだろう。
『孤独のグルメ』の大きな魅力とは、かれの演技力を存分に楽しめるところにある。あの冒頭のミニドラマで、顔芸というにはもったいない演技ですべてをもっていく。目の表情、目線の送り先、言葉の抑揚、セリフの間、長い手足の表情、そのすべてに俳優としての豊かな経験と新鮮さがある。
最近はお酒まで止めて、もろ五郎さんへと近づいている、そういう役者魂を、これ見よげではなく、ひとつひとつの表情のなかで繊細にときは大胆に表現する。
長野はテレ東の放映がほとんどなく、『孤独のグルメ』もアマゾンプライムでこの半年でやっとシーズン8まで辿り着いた。っていうか、もう各シーズン3回以上は見ている!(笑)
猫村さん、未見だが、松重豊ならきっとやってくれているだろう。
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