生物兵器説

今回のコロナ生物兵器説は陰謀だという「左翼」の意見をよく見る。

＞コロナウイルスは高感染・低致死率であり、生物兵器として研究している国はどこにもない。正しい情報と冷静な分析が必要である。

生物兵器として使うならば、天然痘やペストや炭疽菌を使う「はず」である、と。
致死率の高い「恐怖」のウイルスが生物兵器の対象となる・・・らしい。

はぁ？！
そんな常識が通用する国、チャイナか？
と。

そもそも生物兵器を使うに当たり、何を重要視するかを考えていない。
あからさまに生物兵器を使えると思うのか？
そりゃ、戦争して敵を滅ぼす気があればいいが、それは難しいだろう？
ならば、一般的に生物兵器に使わないモノを使うことに意味がある。

そして、どういう兵器が優秀なのかを分かっていない。
人を殺す兵器は一見、優秀のように見えるが、そうじゃない。
確かに不安を煽り人に対する恐怖を与えるという意味では効果はある。
それが例えば核兵器であったりするわけだ。
ただ、簡単には使えないよね？

そこで、もっと戦争の戦況を変える兵器があるわけだ。
地雷。
これは人を殺す兵器ではなく、怪我をさせる兵器だ。
それが質が悪い。
負傷した人間の看病に人員を要するわけだ。
足手まといが増えるとその分、人手が減る。
死んだ方が、まだ、余計な人員を割かなくてよいだけましということもある。

これを生物兵器にも当てはめれば、致死率が高いよりも低くて感染率高い方が厄介ということが分かる。
死んで、感染源を減らした方がましだろう。
看病する時間が長くなれば感染率は高くなるからな。
こういう見方をすれば、今回のコロナは生物兵器として優秀だと思う。

そういう発想に至らない専門家って、本当に専門家か？
そう思う。
まぁ、正論を使ってチャイナ擁護に必死という動きしか見えない。