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2020年04月22日14:37

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虐待じたいは減っている

■虐待受けた僕から君へ 動いてくれる大人、きっといる
(朝日新聞デジタル - 04月22日 08:39)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6056176

なにか虐待が増えてる!みたいな報じ方ですけど、虐待じたいは昔に比べるとかなり減ってますけどね。
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それこそ『寿産院事件』なんて、100人以上の子供が虐待されたあげく虐殺されていますが犯人たちは死刑にもなってません。
現代日本は、そんな凄惨な虐待虐殺事件は起きていませんよね。

近年、虐待は漸次減少してますけど、昔と比べると漸次減少した理由の一つは、『情報環境の変化で発覚しやすくなった』というのもあると思います。要するにバレやすくなったということwwww

虐待に限らず教育現場の体罰ニュースなんかで見る場合にもたいてい証拠の「動画」やら「音声」やらがくっついているはずです。
そういう「証拠」を用意するのが簡単になったので、ごまかしがきかなくなった、ってだけの話。
昔は「証言」しかなかったわけで、それも「子供の証言」で体罰などの「大人」が加害者なら、「私にも行き過ぎたところがあったかもしれませんが、まぁ子供の言うことですから・・・」とか何とか言っておけば深く追及されなかったわけです。
所詮、「子供の言うこと」しか証拠のない話ですから。
しかし、現代ではその「子供」が「機械的な記録」を残せるようになったわけです。
「子供の言うこと」は「子供」であるがゆえに「誤解・誤認です」ってことにすれば逃げられたわけですが、「機械的な記録」は「子供が撮影・録音したから」といって、その証拠能力が下がるわけではありません。

今は当たり前になりすぎて実感がないでしょうが、「数十年前」は個人が「録画」や「録音」できる機器を持ち歩く、なんてあり得ない話でした。
約20数年前でようやく携帯電話にカメラ機能がつきはじめます。
動画撮影できるカメラなんてそもそも持っていないのが普通でしたし、静止画用のカメラにしても、旅行などの際に使うものであって、日常的に携帯するようなものではありませんでした。
「ボイスレコーダー」なんて、今でも普通は持っていないでしょう。
「大人」でもこんな感じだったので、「子供」ともなれば「夢のまた夢」の話です。
親のカメラを勝手に触ったら怒られてもおかしくないレベル。

それが今では「携帯(スマホ)を持っている」=「録音・録画・撮影機器を持っている」ですから、大人なら持っていない方がめずらしいでしょう。
子供ですら持っています。
つまり、「どこで誰に撮影・録音されているか分からない」わけです。
周囲に子供しかいなかったとしても。

2011年の桜宮高校バスケットボール部の体罰自殺事件でも、証拠として「ビデオ映像」が提出されています。
起訴の決め手になったのもこの映像とのこと。
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別の見方をすれば、桜宮高校事件ですら、「決め手となる映像」がなかったら「不起訴」だったかもしれないわけです。
「数十年前」は、ご近所の虐待や学校における暴力教師による「体罰」自体は「あるんだろうな」と思われていたものの、個別の件を表沙汰にできる「証拠」がなかったわけです。
被害者側の「証言」しかありませんでしたから、加害者が『記憶にない、知らぬ・存ぜぬ』「いや、やってません」と強弁すれば「どっちも証拠がないんだから」でうやむやにできたわけですwwww
それが「バレやすくなったので、できなくなった」というだけのことですwwww

はっきり言ってしまえば、従来普通にやっていたことを、『バレやすくなったので、できなくなった』という時点で、その従来やっていたことは後ろめたいことだった・信念を持って毅然とした態度でやれるようなことではなかったということを露呈しているようなもんだと思いますが。
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