mixiユーザー(id:6583997)

2020年04月19日22:16

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冷静な解説


新型コロナウイルスについて、
元厚労省医系技官の木村もりよという人の話が
とても冷静でバランスが取れていて分かりやすい。


感染症が収束するには2つのパターンしかない。
  ・多くの人が感染して抗体を持つこと(集団免疫)
  ・効果的なワクチンが開発され多くの人にいきわたること
後者の場合、最低でも1年はかかる。
日本中にいきわたるには、もっとかかる。

また、感染症対策として行われる政策にも大きく2つ。
  ・日本、アメリカ、イギリスのような抑圧政策
  ・スウェーデンのような緩和政策


抑圧政策をすれば、感染者数を一時的に減らすことはできるが、
解除すれば、また感染者は増えるため、
ワクチンが開発されるまで、抑圧政策を続けなければ意味がない。
抑圧政策が続けば、経済は疲弊し、別の問題が出てくる。

緩和政策では、感染者数は増え続けるが、
ワクチンが開発される前に集団免疫を獲得できる可能性があるし、
通常の生活や経済活動は続けるので、倒産などの問題を減らすことができる。


どちらの政策をとるにせよ、
新型コロナウイルスの特徴から、
高齢者にポイントを絞った感染対策をする必要があるし、
死者を出さないために重症患者だけに医療資源を投入し、医療崩壊を防ぐ
いうのが大事なこと。


・・・・という話だった。

緊急事態宣言によって、全世代に注意が出されているために、
本当に守るべき高齢者や高齢者施設に、マスクやアルコール消毒などが
不足していては意味がない。


1カ月や2カ月で収束しないということも明確だし、
もし今回の緊急事態宣言で感染者のピークが後ろにずれて、
秋以降のインフルエンザのピークと重なった場合にどうするのだろうという
懸念も出てきた。


冷静に考えなければ判断を誤る。

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