mixiユーザー(id:13294765)

2020年04月19日22:06

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え?楽天モバイルは今の段階から世界を見据えているんだね。

先程、録画していたテレビ東京のガイヤの夜明けを観ていたら、「楽天の野望」という特集をやっていました。

 楽天は「楽天モバイル」という携帯電話市場に参入するものの、以前は大手の3大キャリアから電波を借りて運営していた為、どうしても安値を出せずじまいでしたが、去年、総務省よりようやく4つ目の事業免許の申請がおりて、はれて自前で基地局を作る事が可能になりました。本来であれば、去年中に基地局を全国に作り、運営を始める予定でしたが、予想以上に電波の設置に時間がかかり、5,000人限定で無料のテストをするに留まっていました。
 遅れが出て総務省から3回目の業務改善の指示が来たと言っていました。

 500日にわたるガイヤ取材班の取材の中で、基地局やアンテナをどこに作るかについてもやってましたが、元々楽天市場に出店してくれているお客さんにお願いして、アンテナを設置するという事もやっていました。東京駅丸の内エリアは、大手がおいしい所を全て押さえてしまっていて、なかなか設置に困っていましたが、SWATという緊急匿名チームを9人からスタートし、150人まで増員して強化したと言ってました。

 また大手が大型のアンテナを使っているのとは対照的に、小型で作れて、コストが安い事を売りにし、営業をかけられるのは「後発のメリット」であることを三木谷氏は強調していました。国内ではまだまだ苦戦をしていましたが、そんな中、三木谷氏は、スペインのバルセロナで開催された「通信機器の展示会」に参加し、FCバルセロナのスポンサーになっていることを打ち出し、低コストで基地を増やせることをしきりにアピールしていました。そんなこともあり、スペインの7割の人は楽天を知っているとのことです。

 楽天の携帯電話参入は、番組冒頭では、「楽天経済圏の確立を目指す」ということです。楽天は今や、「楽天市場」だけでなく、「ラクマ」「楽天トラベル」「楽天生命」等、他社を買収して、楽天のサービスユーザーを囲い込んできたので、そのネットワークをどんどん広げていこうということですね。

 番組最後に番組では、三木谷氏に「楽天の野望は何ですか。」と聞くと「日本の通信キャリアが世界で活躍する最後のチャンス」と言っていたのが非常に印象に残りました。
 そこにはドコモやソフトバンクに負けたくないという意地を感じましたね。

 

 
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