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2020年04月17日12:47

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ミラージュ雑記

押しが強い「あのデリカ顔」に変身 三菱「ミラージュ」が大幅刷新
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6050447

2001年にニュージーランドを漫遊していたとき、最安価のレンタカーが2代目ミラージュでした。日本円に換算して700円/日 くらいだったかな。
空港に窓口を持つような大手レンタカー会社だと、車はピカピカですが、けっこうボられてしまいますので、ちょいと郊外に出てから個人店でレンタル利用するのが良いです。

さて、我輩が借りたミラージュ、CMでエリマキトカゲをメジャー化した80年代の車ですからして、当時で既に15年ほど使い込まれたポンコツでございまして、ステアリングの樹脂が全部とれちゃってて、細い鉄の輪っかを握って運転するのです。公園の遊具のクルマがこんな感じでしたね。

たまたま、巡りあわせではありますが、旅行者の身でありながら、アルバイト的に「ヒルクライムレース」のカメラクルーの助手をする機会があり、コースとなっているパイクスピークという山へ。
一般客はふもとのオーバルコース付近でしか観戦できないのですが、我輩はなにせカメラクルーという立場になっちゃったものですから、峠道の「かっこいい絵がとれる場所」に移動。レアな体験ができました♪
このレースイベントの主催はツインエンジンのエスクードでお馴染みのモンスター田島さんところのワークスですので、エスクードのカッチョイイ絵が撮れればおおよそOK.
ゲストのメジャーなドライバーは、魔改造ハイラックスのロッド・ミレン と、後に事故で故人となってしまたスバル・インプレッサのポッサム・ボーン。
なんせレギュレーションがないので、魔改造マシンしかいません。チキチキマシンの世界です。主催者が必ず勝つシナリオともいえますが、そんな野暮は誰もいいません。お祭りとして楽しけりゃいいのです。
我輩はゴール地点となっている山の頂上にある宿にポンコツミラージュを置いていまして、レース終了後、ゴールしたマシンや関係者のクルマとともに下山。
先行車の跳ね上げる土埃で、我輩のボロミラージュのエアクリーナーが喘息を起こし、心肺停止となりました。しかし、ずっと下り坂だったので、死んだままふもとまで到着。
田島さんとこのスタッフがコンプレッサー&エアガンでフィルターをフーフーしてくれたら直りました。おまけに日本からもちこんだというレース用ガソリン(地元ガソリンだと不純物が多いらしいので)を余らしても持ち帰れないという事情もあり、我輩のボロミラージュにドバドバいれてくれました。ゲンキンな事に、そのレース用燃料を得たポンコツミラージュの吹けの良い事ったらなかったです。映画「マッドマックス2」において、ヒューマンガスの一味のクルマが、なんかのバルブ(たぶんニトロ)をキュキュっと回すと爆発的な加速をするシーンがありましたが、まさにそんな変貌ぶり。
レースの撮影のお手伝いはその日限りでして、我輩はまたひとりで旅をつづけます。
ボロミラージュの車体のあちこちに、まだ土埃が溜まっており、日本ほどキチンと舗装されていないNZの道路を走ってると、ときたま路面の凹みにタイヤが落ちるのですが、そのたびに土煙がボハーー!っと出て、実にマッドマックス的でした。正確に言えばマッドマックス2的でした。自分が運転しているから客観的に見れなかったのは残念。誰かに撮影して欲しかったな。







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