欧米か！？

■政府、緊急事態宣言を全国に拡大＝来月６日まで、感染爆発へ危機感
(時事通信社 - 04月16日 16:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6049423
感染者数は依然増え続けてますが、安定してきたということらしく、ドイツは外出規制を緩和するみたいですし、アメリカは経済活動を優先させるみたいです。


ドイツやアメリカがそんなに素晴らしいというなら緊急事態宣言を全国に広げずに米独を見倣って外出規制を緩和して経済活動を優先すれば良い。そうしない日本政府は慎重だし、良くやってると思う 。
今回の日本の対応は後手後手であることがなにか悪いことであるかのごとく批判されていましたが
論語の中の先進国(当時のシナは世界一の先進国という前提で論語は書かれています)における国家運営の心得として為政第二 ― 18 に
多く聞きて疑わしきを闕き、慎んで其の餘を言へば則ち尤め寡し。多く見て殆きを闕き、慎んで其の餘を行へば則ち悔寡し。言尤め寡く、行ひ悔寡ければ、祿其の中にあり
ということが書かれていますが、これも先進国の場合は保守的で守るものが多いから周りの対応をよく見ながら慎重に後手で国家運営する方が上手くいくということを表していると思います。(為政第二は、読んで字のごとく政治に関する言及が多い)
日本はお隣に韓国という、先手先手で迅速に物事を執り行うせっかちな国民性の国があるので、韓国のやることをよく見て、失敗したところは排除して韓国の良いところを真似したりとか出来るので、その点は恵まれていると感じていますね。
今回のケースもそうですけど。
儒教文化圏の意識として韓国はお兄さんで、日本は弟と看做すところがあるそうですけど、弟(日本)は、お兄さん(韓国)のやることをよく見て、失敗したところは真似しないように気をつけることが出来るメリットがあると思います。
たとえば韓国のケースで、検査を徹底するのはそれなりに意味はあるかもしれませんが、韓国の場合あまりにも広範に迅速にを意識し過ぎて検査自体の正確性に韓国国内でも批判があったり、或いは徹底的にやり過ぎたことが医療崩壊の促進に繋がる指摘もあることが現状だそうです。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/263236?sectcode=120&servcode=100
これも論語なんですが先進第十一に書いてある通り、
過ぎたるは及ばざるがごとしとは良く言ったモノですが、日本も韓国も似たような感じだと思います。
日本の場合韓国よりも対応が遅いので批判されるのでしょうが、その分慎重にやっているのでこれはこれで良いのではありませんか。