少し前のカミュのペストについての録画をやっとまとめてみた。
…最終編は内田樹ちゃんが顔を出していた。今までにない解釈で凄く熱が入っていた。
そうか、ナチズムをペストに置き換えていたのか…、とびっくら。
いや、それこそ不条理で邪悪なものの象徴なんだろな、と。
決して根絶できず、どこにでもひそんでいて・・・そのうち何度でも現れるものの。
若い頃は、ニザンかカミュか、だったが・・・(いやカフカも。)
今、感慨深いなあ。一時はサルトルだったかなあ。
そうだ、若くしてノーベル文学賞に輝いたカミュは、若くして事故で世を去ったんだっけ。
あれだけ真摯で迫った文学者は・・・なかなか、いない。
…「神に見棄てられた裸体」だったかな、ドキュメントを思い出した。…石井・・・えーと?
体を売りながら、病に侵され、打ち捨てられて死ぬばかりの最下層の女をみてる同じく下層の男の存在、
絶望的な状況の中で、ただ淡々と。
救われないにしても、…ささやかでも関係を続けるということ、通い続けるということ。
目をそらさず。何もできないにしても、死ぬまで会い続けるということ。
・・・それも“希望”かな、と思う。
そして、・・・会いに行くにしても、一定のきまりがあったら、・・・いっそう待つ方は嬉しいだろうな。
いつ会えるか、見当がつくもの。サプライズでなしに。(車椅子の友人に会いたいが・・・)
・・・さてさて、このコロナはなあ?終息の見通しは?
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