■マスク争奪戦「ゲリラ販売」でも限界…ドラッグストア、「店内待機」する客に苦慮
(弁護士ドットコム - 04月14日 10:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=6046062
十日ほど前、朝目覚めると両脚が血まみれになっていた。
どうやら寝ている間、無意識のうちに掻き毟ってしまったらしい。腎機能が低下して、脚が浮腫みやすくなっているので、どうかすると猛烈な痒みに襲われるのだ。
既に傷口が化膿しかけていて、放置しておく訳にはいかない。糖尿病持ちは些細な傷からでも脚が壊死しかねないのである。訪問看護師さんから「すぐに病院に！」と言われて、慌てて皮膚科を受診した。
一応、軟膏を処方してもらって、それをこの一週間ほど塗り続けて、傷口にはガーゼを貼り付けておいた。一日ごとに貼り替えるので、そろそろ常備していたガーゼがなくなりそうになって、昨日、ドラッグストアに買いに行ったら。
ないのである。ガーゼの棚がきれいさっぱり、見事なくらいにカラッケツ。
なんだこれは、と思って、店員さんに聞いてみたら、「この二ヶ月ほど、殆ど入荷してきません」とのこと。どういうわけかと聞いてみると、マスクの代用に、と買っていく人が急増したのだそうだ。
わあ、マスク騒動がガーゼ不足まで引き起こしていたのか。そう言えば、手作りマスクの作り方で、滅菌ガーゼを間に挟むようなのを、ネットで公開していたのをチラッと見た気はしていたが、まさか品不足になるほどとは。
こっちはマスク用に買おうとしたわけではなくて、本来の用途で必要としているというのに、えらいトバッチリである。気安く「マスクが売ってないなら自分で作ればいいじゃない？」と呟く方は結構いらっしゃるが、その作る材料まで買い占められているのなら、結果は同じことだ。
仕方なく、大きめの絆創膏で代用したが、粘着部分が皮膚にはよろしくないので、本当はあまり使いたくなかったのである。まあまあ治りかけているので、代用品でも何とか持ちそうではあるけれど。
どこまで情報に信憑性があるのか分からないが、この記事で紹介されているような、マスクが入荷されるまで店内や駐車場で待機している人たちがいるというのは、外出を全く自粛していないわけで、感染対策のために感染リスクを高めてどうするの、その矛盾に気がついてる？ と疑問に思わざるを得ない。
彼らは決して「自分だけが得をすれば」と考えてそうした行動に走っているわけではないだろう。そこまで�猴�性的な�疊獣任亡陲鼎い討い襪錣韻任呂覆ぁ�ただただ、不安に突き動かされて、買い占めに走ってしまっているのだ。
そもそもマスクは「自分がウィルスに罹らないための予防」としてはほぼ役に立たない(防塵マスクでもない限り、ウィルスは簡単にマスクを通り抜けてしまう)。自分が咳やくしゃみで飛沫を飛ばして、相手に感染させるリスクを�爐△訥�度�畄攜困垢觚�果があるに過ぎない。咳が全く出ない人にはほぼ無用の長物と言ってもいい。
そうしたマスクの予防効果の低さは、コロナ以前から散々言われ続けていることだ。マスクを買い占めている人たちは、そういうリクツを知らないのだろうか？ しかし、そのことを知っていながら、やっぱり多くの人が、薬局やコンビニ、スーパーの前に列をなしているのが現状なのではないか。
「トイレットペーパーがなくなる」というデマを、デマだと知りつつ買い占めに走った人たちがいたように、「マスクがない」という状態が、人々に集団催眠的な不安神経症を引き起こして、血眼で買いあさらないではいられない心理状態に追い込んでしまっているのだ。
クスリの禁断症状と変わらないよ。
つまり、クスリを止めるためには、自分の周囲のクスリのある環境そのものをなくす以外に方法はないわけで、ならば、「マスクなんて要らない」という心理状態の方が「フツー」であると、そう認識しなければならないということだ。そうすることが「日常」を取り戻すための唯一の方法だと言えるのだが、口で言うほど簡単なことではない。
もう巷にマスクは殆ど売られていないから、屋外で付けていない人がいても、咳を頻繁にしない限りは咎められたり暴力を振るわれたり電車を停められる(笑)こともないだろう。くしゃみが出そうになったら、肘で口を押さえればよろしい。
でも、そう割り切れる人ばかりではないから、マスク不足が続いているのだし、これからもまだまだ続くのだろう。
しかし、一ヶ月、二ヶ月と「マスクがない」生活を続けざるを得ないのであれば、もう開き直って「ないものはしょうがないじゃん」「そんなもん着けねえよ」と言っちゃうしかないのではないか。
困ったことに、政府が「マスク二枚配布」なんて歴史に残るアホ政策をやらかしているものだから、「マスクは必要」と思い込まされてしまった人も少なからずいるのである。
政府と、マスコミと「世間」が、こぞって「マスクを着けなければならない」というキャンペーンを張って、「洗脳」を続けている。それにまんまと乗せられてしまった人がどれだけいることか。
「マスク二枚、助かります」なんて感謝の念を呟いている人も、買い占める人々を「自分勝手」と決めつけて罵る人も、実は「マスクなんて要らない」という真実から目を逸らされてしまっているのだ。
だって医者はみんなマスクをしてるじゃないか、と仰る方もおられるだろうが、全国各地の病院で、院内感染が起きているのは、マスクが感染防止には役に立たないことの何よりの証明ではないか？
病院に必要なのは隔離病棟と病床、人工呼吸器と「防護服」である。政府はマスク二枚なんかより、そうした設備投資に金を出せよ、と言いたいが、ホントになーんにもしないよね。専門家委員会とやらも名ばかりの素人の集まりで、誰もそういう提言をしようとしない。
そもそも政府のブレーンがアホ揃いなら、政府がアホになるのも当然だろう。トップをすげ替えても、アタマをすげ替えることにはならないから、また新たなアホが生まれるだけの話である。マスクが届いたら、ほしい人に二枚100円で売っちゃえばいいよ。
私の場合は、慢性鼻炎で空気の悪いところに行くと覿面で咳とくしゃみが出る。絶対に新型コロナと疑われるから、マスクをしないわけにはいかない。幸い、この騒動が起きる前から、洗って使えるマスクの備蓄があったので、それを使い回している。
もしかしたら、あと一年くらいはこの騒動が続くかもしれないから、今のマスクをこのまま使い続ける気ではいるが、そこまで使い倒せば、防疫効果はほぼなくなるよな。でも外見じゃ新品か使い古しかの判別はまずつかない。
マスクをしている人がマナーやエチケットを守ってると思うのも錯覚なんだよ。みんな具体的な効果を求めているわけではなくて「安心」を手に入れようとしているだけなのだ。
本当の安心を得るには、コロナ騒動自体が様々な「まやかし」で成り立っていることに気づかなければならない。でも一度「洗脳」されちゃった人たちには、それが一番難しいことなんだよ。
自分が洗脳されているかいないかの判断は、自分ではなかなか認知できないことだけれど、もしも「あなた」が、「マスクをどこそこの店で売ってる」と聞いても、買いに行こうという気が全く起きなければ、洗脳はされていないし、いい加減な情報に惑わされることもないと言えそうだ。
私はちょっとほしいと思っちゃうから、少し洗脳されているかもしれない(苦笑)。
マスクのことなんか忘れていいんだよ。そうすりゃ買い占めに腹を立てることもないし、転売ヤーにいきり立つこともない。今、本当に怖いのは、三密じゃない限りは殆ど感染しない、アルコール消毒で簡単に洗い流せるような致死率の低いウィルスじゃなくて、人々の心に巣喰う「疑心暗鬼」や「被害妄想」なのだ。
これまでの日記でも書いてきたとおり、自分を「正義」と信じ、誰かを「悪人」と認定することで、深く浸透しつつある「魔女狩り」――外出して自粛していない、それだけで非国民扱いするような全体主義が横行する風潮の方がよっぽど恐ろしい。それは、何としても止めていかなければならないことなのである。
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