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2020年04月14日06:02

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うつうつにっぽん!

昨日は悲喜こもごもの一日であった。発端はこいつだった。

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NHKEテレのおなじみ「おかあさんといっしょ」で人気のキャラのガラピコだ。昨日の寸劇では彼がお誕生日を迎えたとあったので、連日コロナ対応でチビたちへのお手当でくたびれかけていた僕はそれ観て「ロボット(のガラピコ)は誕生日じゃなくて製造年月日じゃねえの?」とほざいた。

するとこれまた連日コロナ対応で職場も育児も窮屈な思いをしている家内が朝から僕に対してブチ切れてしまい僕に対して、

「子どもの夢を壊すことを言うな〜!」

と、怒号を飛ばすのであった。
この瞬間、それまで張りつめていた僕の心の糸はプッツンと切れてしまい、昨日は終日一緒に過ごすはずであった長女の面倒をろくに看ることができずに寝込んでしまった。子どもの昼食の用意もできず手足がしびれてしまい、明らかに突発性うつの症状を感じたので家内の職場に電話して家内に帰宅を頼んだ。

そしたら家内は電話口でもブチ切れてしまいあんたどうにかしなさいと電話を切られてしまった。そして僕は途方に暮れた。
仕方なく気力を振り絞って近所の酒屋に出向き長女めぐちゃんの食べられそうなものを物色したところ、あった。名物紀文のつくる肉まん三個セットがあった。これと一緒に僕はビールとウィスキーのポケット瓶を買って帰宅した。そしてふたりでちょっと遅い粗餐にありついた。

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そこへ家内が帰宅してきた。どうやら留守中僕宛てに電話とメールをしていて早上がりができることになったと連絡してきたのであったが気がつかなかった。
自分を呼び出しておきながら昼酒をかっ喰らっていた僕に家内は激怒した。
とにもかくにも一方的に怒りをぶつけられていてかつうつ気味であったために僕は寝室に逃げ込み布団をかぶってフテ寝を決め込んだ。

そしたら家内に布団をひっぺがされていい加減にしろ!とこの日最大の怒号を浴びせられた。なので僕は反駁した。自分には発言の自由もないのか自由を行使する権利もないのか!と叫びベッドの上で暴れたところ、なぜか大量の鼻血を噴出してしまいベッドの上を血まみれの血みどろにしてしまった。

家内はそれ見て悲鳴をあげつつああたいへんだと僕そっちのけで血濡れた枕や掛布団敷布の洗濯に奔走しはじめたのであった。それを見つつ僕はマジに気絶してしまった。

気づくと家内がチビたちと夕飯を摂っていた。夕方に保育園にいた次女を迎えに行ったらしい。次女のことも忘れて昼酒を喰らっていたのも激怒された一因であることを後から悟り自身の最低を身に沁みさせられた。そしてまた人事不省に陥った。

気づくと家内とチビたちで入浴しようとしていた。三人が浴室に入るのを見計らってまたぞろ近所の酒屋に飛び込みビールとワンカップと缶チューハイを買って今度は夜のフテ酒を決め込んだ。

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そこへ家内がチビを風呂からあげようとする様子を得た。それを聞きにわかに自身の愚行恥じて飛んで脱衣所に行き風呂から上がりたての次女に抱きついた。
その様子を見て全裸の家内が僕にこう言った。

「やっと帰ってきたな。もう心配したよ〜♡♡♡」

と言いつつ濡れた全裸で僕に抱きついてきて口づけをしてきたので、僕は酒臭い息と口でもって舌で家内の口をこじあけて家内にディープキスをお見舞いした。そうして一分ほど抱き合っていたが、家内が寒いと言い出したので慌てて身を引いた。以上で家内との仲たがいを瞬時で解消しつつ僕の突発性うつも踏み倒した。

皆が風呂から上がってきてなおかつ復活を遂げた僕をみてチビたちがはしゃぎだしたのでようやくいつもの我が家に返り咲いた。そして夜食にと酒とともに買ってきたカップそばの緑のたぬきを指してチビたちにいっしょに食べようか?と誘うとふたりとも食べる〜!そして家内も食べる〜!となったのでみなで一緒につつくことにしてカップを開封した。

そしたら来ましたよ来ましたついに来た!こちらである。

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開けたら当たる!というQUOカード500円分一枚がなななんと入っておりました。一万名様にプレゼントはうそではなかったことをなんとくじ運がめっぽう弱い僕が引き当てたのであった。マジにビックリした。

まあ瞬時すさみかけた我が家に対するこれは神様からの贈り物と家内も僕も合点がいった。そうして四人で緑のたぬきをすすった。
ふだん即席ラーメンを常備して食卓に供する我が家であるがカップ麺は常備もしなければ子どもたちに食べさせたこともなかったので、めぐみもうすぐ9歳とともみ5歳半は実にプ麺初体験なのであった。ふたりとも口揃えて「おいし〜い♡」とあったので皆で和んだ。家内はチビたちに「今夜だけとくべつよ〜♡」を連呼していておかしかった。

とまあこれが昨日の我が家の顛末である。おそまつさまでした(-_-;)。
家内の話によれば会社同僚のI先生のお宅ではご主人が在宅勤務となり中二の長女のデスクでテレワークを始めたため、居場所をリビングに求めた彼女はのべつ小5の弟と小競り合いしており、しかもご主人が終日家にへばりついているのが母子三人にとってかなりのストレスとなり、それを察したご主人もイライラし始めておりたいへんなのだそうだ。

コロナ禍はこんな形で僕らをおびやかす。ニュースによればそれらと同じくくりであろうか例年に比べて親の虐待による児童の保護も急増しているらしい。

頑張って耐えるしかない。今回のウィルス禍について佐伯哲思先生は言っていた。現代文明はかくももろい砂上の楼閣であると。ほんとだねえ。地に足つけていかないとね。

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今朝の家内のお弁当はしそ巻きみそ焼きおむすびにしました。まあ愛ですよ♡。
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