最後の撮影会

　金曜日に、フラッと見た撮影会スタジオに、初お目見えの、面白そうな女の子が9,900円で出ていたので、思わず、応募してしまった。

　しかし、世間では、外出自粛要請中。特に土日。

　そういうニュースを見聞きしているうちに、やっぱまずいかなと思うようになり、キャンセル料が発生するか否かを確認し、発生するというので、逝く覚悟を決めたのが、昨日の日曜日だった。

　母は在宅。どういう理由をつけて、家を出るか？本屋へ行く？やってないでしょと言われそうだったので、「家にずっといて疲れた。社会科見学に行ってくる」と言って、夕方、家を出たのであった。

　あれだけテレビで自粛要請をしているわけだが、池上線、山手線、東横線、大井町線、間違いなく乗客はいた。いつもの10％程度くらいだろうか。平均すればロングシートに2人-3人くらいだったと思う。

　私の印象、感想は、意外と人、外出しているなという感じである。今思えば、この人たちはテレビを見ていないのかもしれない。

　で、巣鴨駅前のスタジオだったのだが、ちょっと時間があったので、初めて、とげぬき地蔵のほうへ行ってみたが、おばあちゃんはそんなにいなかった。肌寒く、雨も少し降っていたからだと思う。でも、人はいた。

　さて、撮影だったが、ジーパン履いてきやがった。撮影に、ジーパンはダメなんだよ。おまけに、上も変な服で、服を着ながらのエロい写真はあきらめた。脱いでもらうと胸に大きな手術跡があり、なるほど、そういうことかって思った。でも、まぁまぁかわいくて、きれいなぱいぱんでいい子だとは思った。しかし、初めての撮影ということと、私が2番目で、1番目の人のやり方に引きづられたのか、スムーズに私の指示ポーズができなくて、慌ててしまった。

　全体の内容として、全然ダメだった。何がダメだったのか？

　最初の10分でつまずいたのが大きいと思う。

　当初の予定である着エロはあきらめて、最初から、全裸スタートにすればよかったと後悔している。結局、アドリブというか柔軟な対応こそが勝負を決めるわけである。100回もやっていればできそうだと自分でも思うが、「緊張」して、苫米地さんの表現を使えば、IQが下がっているのよね。

　撮影は、絶対、私のリラックス。それが重要である。

　それでも、いつも通り、指示出して、自分でポーズをとったりするが、なんか、うまくいかない。。

　世の中には、勘のいい子と悪い子がいて、たまたま、悪い子に当たったということなんだと思う。それでも、撮るべきカット（ポーズ）はきっちり撮る、そうでなければならないが、ダメだったな。

　あの無毛な女性器をもうちょっと何とかできたと思う。今さら仕方ない。

　終了して、彼女から事前に用意されていたお手紙をもらった。まだ、全然読んでいないが、基本、真面目な子なんだと思う。

　緊急事態宣言が出されているが、それでCLOSEしているスタジオはほとんどない。昨日のスタジオくらいである。ただ、モデルの方からキャンセルは多めに出ているようだ。ということで、私もとりあえず、しばらくの間、控えてみようかと思っている。

　安くていいモデルが出れば、また、その時考えよう。

　で、肩を落として、スタジオを出て、渋谷へ向かった。母に夕飯のおかずを買ってきてと頼まれていたからである。19時過ぎに渋谷駅に着いて、降りたのだが、どこもシャッターが下りている。

　土日はやっていないっぽいし、食料品売り場も18時くらいまでなのだろう。すぐにあきらめて、東横線に乗り、旗の台で母に電話して、そのまま、帰宅したのであった。。。

　さて、今日は、特に何もやっていないが、最近、「パズル」をしている。

　そういえば、当初12日まで開館すると言っていた世田谷区図書館が11日に全面閉館となった。でも、金曜日までに、リミットの15冊を借りることができて、ガッツポーズである。とりあえず、5月いっぱいまでは、事足りそうである。それはよい判断だった。

　あと、運動はやらない。美術館・博物館もやっていない。卓球もない。外出する機会がないということで、勉強と読書はやるつもりだが、何か、寂しい。

　ということで、ずっと前に買ったまま、開封もせず放置していたクリップスタジオというお絵かきソフトをついにインストールして、起動させたのであった、金曜日に。

　GIMPよりも絵を描くのに適しているというか、プロが使うほどの良くできたソフトのようである。

　これで、私がこれまでに撮ってきた写真をベースに、二次元の絵を描く予定である。当面は、トレースして、元絵と同じものを作ることで、そのプロセスを学ぼうと思っているわけだが、どうなるか。。