トレンドになるかは要経過観察。

この週末、Osaka Metroが全路線の大半を二割減便したそうです。


具体的には御堂筋線、谷町線、四つ橋線、千日前線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラムの7路線で、中央線と堺筋線は対象外。


この2路線が外れたのは恐らく阪急や近鉄といった他社線に乗り入れているため調整が付かなかったと思われますが、御堂筋線も北大阪急行電鉄に乗り入れているだけに対応が分かれているのは興味深いところです。


御堂筋線の場合は新大阪止まりが結構あるので、これを優先的に切って自社内で完結させたというところでしょうか…？


https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20200410_genbin.php?_ga=2.78941268.1320591286.1586698436-1573709046.1586698436

しかし気になるのは西のくだりで、これからは行政の要請というより、会社自身が減収により首が回らなくなった為の減便も出てくると思われます。


そういう意味では西はカナリアみたいなもので…これからどのような対策を打ち出すかは、要経過観察ですね。場合によっては単なる合理化でしかない本数減を持ってくる可能性もあります。あそこはそういう実績には富んでいますし(笑
その際にコロナ対策の名目に目が行くあまりあっさり受け入れるかそれとも抗議するか。一度トレンドになれば各地の事業者に飛び火する事態も考えられます。先の読めない不安定要素がまたしても生じたなと思わされますね。

■大阪メトロ、週末の運行２割減＝市の要請で御堂筋線など―新型コロナ
(時事通信社 - 04月10日 21:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6042690

(以下引用)

　大阪市を中心に地下鉄を運行する大阪メトロは１１、１２両日、運行本数を通常より約２割減らす。政府の緊急事態宣言を受け、市民の外出を抑制したいとする松井一郎大阪市長からの要請を受けた措置。

　大阪メトロは運行する９路線のうち、御堂筋線など７路線で、昼間の時間帯を中心に約２割を減便。始発と終電の時間は変えないという。１３日からは通常本数に戻す。

　ＪＲ西日本も今後、減便を検討する。ＪＲ西は３月の新幹線や在来線を含めた運賃収入が前年同月に比べ４割超減ったと公表。現時点で４月の減少幅はさらに大きくなっているという。業績悪化を受け、長谷川一明社長らは月額報酬について、４月から当面の間、１割返上する。