【艦これ】進水日ダイアリー2020【4/10】

台風みたいな風が吹き荒れていた本日4/10は重巡洋艦加古、駆逐艦浦風、潜水艦伊26、海防艦日振の進水日。




誕生日おめでとう、加古、浦風、ニム、日振。

史実の加古をざっくりと。
古鷹型重巡洋艦の2番艦で、川崎重工業神戸造船所の生まれ。
起工は1番艦の古鷹より早かったのだが、直前にクレーンで船体を損傷してしまい、竣工は4ヶ月遅れとなってしまった。
姉妹艦の古鷹、準姉妹艦の衣笠、青葉と第6戦隊を編成、太平洋戦争に臨む。
グァム島攻略、第2ウェーク島攻略、ラバウル攻略、ラエ・サラモア方面攻略作戦、ブーゲンビル島方面およびアドミラルティー攻略作戦、珊瑚海海戦を転戦。
本土で整備していた為にミッドウェー海戦には不参加。
再びソロモン方面に進出、戦術的にはほぼ完封勝利と言われる第一次ソロモン海戦で大戦果を挙げた帰り道、アメリカ潜水艦S-44に捕捉される。
発射された4本の魚雷の内3本が命中、被雷から僅か5分で右前に傾いたまま沈没していった。

起工 1922年11月17日
進水 1925年4月10日
就役 1926年7月20日
沈没 1942年8月10日
除籍 1942年9月15日

史実の浦風をざっくりと。
陽炎型駆逐艦の11番艦で藤永田造船所の生まれ。
姉妹艦の磯風、谷風、浜風と第17駆逐隊を編成、阿武隈を旗艦とする第一水雷戦隊に所属。
真珠湾攻撃から始まり、ウェーク島攻略、ラバウル攻略、ダーウィン空襲、ジャワ島攻略、セイロン沖海戦、ミッドウェー海戦、マリアナ沖海戦、サマール沖海戦等、文字通り東奔西走の大活躍。
駆逐隊司令艦として戦艦金剛、長門、大和を護衛中、長門を狙ったアメリカ潜水艦シーライオンの外れ魚雷が命中、轟沈した。

起工 1939年4月11日
進水 1940年4月10日
竣工 1940年12月15日
沈没 1944年11月21日
除籍 1945年1月10日

史実の伊26をざっくりと。
伊十五型潜水艦（巡潜乙型）の7番艦で呉海軍工廠の生まれ。
1941年12月8日、ハワイ近海でアメリカ貨物船シンシア・オルソンを撃沈。
真珠湾攻撃よりも20分ほど早い為、太平洋戦争における連合国艦船撃沈第一号かつ日本海軍建軍以来初の潜水艦による戦果とされている。
その後、アメリカ空母サラトガを3ヵ月のドック送りにしたり、アメリカ軽巡洋艦ジュノーを撃沈したり、その他通称破壊で大活躍。
帝国海軍のトップエース潜水艦の1隻で在る。
レイテ沖海戦に参加し、レイテ島東方で行方不明となり亡失認定された。
潜水艦は孤独な最期が多い。

起工 1939年6月7日
進水 1940年4月10日
就役 1941年11月6日
亡失 1944年11月21日
除籍 1945年3月10日

史実での日振をざっくりと
日振型海防艦の1番艦で日立造船桜島造船所の生まれ。
戦訓を反映した対潜・対空兵装の充実を果たした御蔵型をベースに徹底的な簡素化を行い工数をほぼ半減した、遅過ぎた量産型護衛艦で在る。
帝国海軍艦艇類別等級では御蔵型海防艦8番艦とされる。
竣工後に佐世保鎮守府籍となり、大分県佐伯にて実践訓練を受ける。
第1海上護衛隊に編入、海防艦佐渡、松輪、択捉とヒ71船団護衛任務に就く。
マニラへ向かう途中、アメリカ潜水艦ハーダー、ハッドの雷撃を受け艦体が両断され、前部はすぐに沈んで後部だけ浮いて、航行不能となった。
後部も、ハーダーからの追い打ちを喰らい、被雷し、沈没した。
竣工から戦没まで僅か57日、短い生涯で在った。

起工 1944年1月3日
進水 1944年4月10日
竣工 1944年6月27日
沈没 1944年8月22日
除籍 1944年10月10日


詳しくはwikiでも読んどくれ。


艦これでの加古。
最弱重巡という不遇を耐え忍び、幾度かの底上げと改2実装でようやく陽の目を見た。
隙在らば寝ようとする寝坊助キャラで在る。
改2


艦これでの浦風
勝気な世話女房タイプで大阪出身の（似非）広島弁キャラと云う、艦これ特有の謎キャラ立ち。
節分やらバレンタインやら矢鱈と誘う様な台詞が多く、駆逐艦離れしたプロポーションとも相まって、忍耐が試されている気がしてならない。
浴衣

改2では無いが、丁改が実装され、能力底上げされた。
対空・対潜の伸びが大きく、夜戦火力も向上。
あとおっぱい。
丁改


艦これでの伊26。
人懐っこく、子犬みたいにじゃれついてくる。
その距離感の無さが誤解を生み、ストーカーに偏執されそうで心配になる。

艦これでの日振。
1番艦らしくしっかりした性格、明るく元気も良い、実に良い幼女。
このまま素直に育っておくれ…