入院生活3日目

入院生活も今日で3日目だ。今日からリハビリが開始という。
リハビリ開始とは言われていたものの、何時からだとか誰が担当してくれるのかとかは全く聞かされていない。いつも通り6時頃に目が覚め、日記を書く。やがて7時半頃に部屋に朝食が届く。
朝食を食べ終わりリハビリの為部屋でしばらく待っていると部屋の別の人間には色々訪れ色々あったが自分の方はひたすらスルー。結局午前中は何事も無い。
やがて昼食を終え13時過ぎにリハビリの先生が現れ開始は15時半頃だと聞かされる。やっとかと一日何も無かったらどうしようと心配していたところ少し安心した。まあ、これだけ広い病院なのだから忙しいか。仕方ない。
ニュースなどで明日にもコロナウイルスの為に非常事態宣言が出されるとの会見を見ながらリハビリの先生が部屋に訪れ2階のリハビリする施設に案内される。
リハビリというと怪我をした部分をごきごきと無理矢理動かし阿鼻叫喚の叫びをあげながらの光景を想像していたが、以外にもそうではなくやんわりと終わってしまった。むしろこれを一日一回で一週間で退院できるのかと心配したくらい。
リハビリが終わると、やることは他に無く、後は夕ご飯を食べて寝るだけ。指の痛みは下に下げると痛む位で余り感じ無くすみ、9時の消灯の後しばらくして眠りについた。ただ病院着と布団だけだとやはりこの時期寒く、病院着の上にダウンを着込んで布団を被って丁度良かった。考えてみればそもそも4月のこの時期まだ毛布に厚手の布団をかぶり、パジャマは冬用の厚手のままなのだから自分では寒いと思うのは当たり前といえば当たり前。気持ち良く寝ることができた。