■「今年はエイプリルフールお休みします」4月1日を前にキングジムなどが自粛を発表 SNSには“新型コロナネタ”のジョークやデマへの注意喚起も
(BIGLOBEニュース - 03月31日 13:07)
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毎年、エイプリルフールには、「明らかにウソだと分かる冗談」を言うようにしている。騙すのが目的じゃないからね、みんなで笑って楽しむのが本来のありようだと思うから。
だから一瞬信じちゃうようなウソ、信じられたら洒落にならないウソはつかないようにしている。たとえば××という病気になったとか。
私の場合、糖尿病を初めとして持病がありすぎるから、さらに病気の告白なんてしたら、マジで死に直結しかねなくって、冗談でしたではすまないのだ。事故に遭いましたとか離婚しましたとか、その手の悲惨系もアウト。
だからこれまでについてきたウソってのは、「宇宙人が攻めてきた」とか「モロッコで性転換してきた」とか、あえてしょーもないものばかりだったのだけれども。
不思議なもので、「どう考えてもウソだろう」ってウソをついても、世の中には信じちゃう人がいるもので、こんなあからさまなウソにまで騙されるとは、いささかご自身の脳の機能を疑っていただきたいと思うほどなのだ。
私は漫画家のゆうきまさみさんの「バレンタインデーは、戦後、進駐軍のバレンタイン少佐が子どもたちにチョコレートを配ったのが発祥」というウソが大好きで、自分でも「起源のでっちあげ」系のウソを作っては言ったり書いたりしていたのだが、これを真に受けられたことが何度かあってねえ。はっきり言って信じるのかよ、知識がないにも程があるぞって。
「織田信長って実はいなかったんだよ」って言ったら「へえ!」って感心されちゃうんだよ。いや、会ったことはないけどいたから。
もしかしたら私に対して「この人なら絶対にウソはつかない」という思い込みがあって、うなずかれちゃったのかもしれないが、いや、私、そこまで品行方正な人間じゃないから。小さなウソは大好きで、特にホラー系、「お化けを見た」って類いの話は大好きだから。困ったことに妻が異常なほどの怖がりで、ウソだよと事前にことわっといても、「その怖がらせようという態度が怖いの!」と叱られてしまうのである。
おかげで三度の飯より大好きな怪談が全く披露できないのが寂しいのである。「牛の首」という、これを聞いたら三日以内に死ぬという最凶最悪の怪談を知ってるんだがなあ。
まあ、時節柄もあるので、今年のエイプリルフールはウソをつくのを自粛します。
ちょうどお客さんで、私の隣にアマビエ様が来てるんですが、彼女も(女性であるらしい)「そうだね、今年はそうした方がいいね、そんなことより私の絵を描いて、みなさんに配りなさい」と仰っているので、そうしますよ。
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