…休日。朝までの大雨が雪に変わって、東京でまさかの積雪。
午前中、DVDでウォルフガング・ペーターゼン監督の「アウトブレイク」を。
午後は、クリス・ゴラック監督の「クライシス」と、吉田照幸監督の「疾風ロンド」を観ました。
… “ 感染 ” をテーマに選んだ3本でした。
☆「アウトブレイク」(1995)監督 ウォルフガング・ペーターゼン 出演 ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー、キューバ・グッデンハイム・Jr.、ドナルド・サザーランド、パトリック・デンプシー
アフリカのモターバ川流域で、正体不明のウイルスによる出血熱が発生。高い感染力をもったこのウイルスにより、現地の住民は次々と死んでいく。
直後、宿主であるサルが密輸され、ウイルスはアメリカに持ち込まれることに。アフリカで現地調査を行ったアメリカ軍医学研究所のリーダー、サム・ダニエルズは、当初からこのウイルスの危険性を訴える。
しかし、軍の動きは鈍く、カリフォルニア州の田舎町シーダー・クリークで感染の拡大が始まってしまう……。
…2度目の鑑賞です。
ひさびさに観てみて、改めてよく出来てるなぁ、と思いました。
初めて観た時には、原作の小説を読んでたこともあってか、今一つ “ 物足りなさ ” を感じましたが、キャスティングは豪華だし、なかなか面白かったです!
こういう映画を観て、ちょっと危機感を煽るくらいでいいんじゃないのかなぁ。
『人類の優位を脅かす最大の敵は、
ウイルスである。』
ノーベル賞学者 ジョシュア・レダバーグ
☆「クライシス」(2006)監督 クリス・ゴラック 出演 ロリー・コクレイン、メアリー・マコーマック、トニー・ペレス、スコッティ・ノイド・Jr.、マックス・カッシュ
ある日、ロサンゼルス各地で同時多発テロが発生、爆発があちこちで起こり、ダウンタウンでは煙が立ち上ぼり、非常事態宣言が発令された。
ブラッドは妻のレクシーが出勤していたため、彼女を迎えに行こうとするが、ダウンタウンを始めとする道路は封鎖されてしまうのだった。
爆発と同時に発生した煙の中に有毒物質が含まれている可能性があり、ブラッドはやむ無く家に帰り戸締まりをするのだった。
そんな中、感染したらしい妻のレクシーが帰宅するが……。
「アウトブレイク」ときたら、次は「コンテイジョン」だろ、と思いましたが、「コンテイジョン」もう2回観てたので……。
…で、この「クライシス」、なんだかメッチャ低予算のB級パニック・スリラーでしたね。
バイオテロに見舞われた一市民の行動を描いたものなのですけど、…とにかくハナシが一軒の家の中から拡がらないのですよ。 ( 予算無いからしょうがないんだけど )
原題は “ Right at Your Door ” 、「玄関先」っつう意味ですッ!…ナルホドね、話が玄関先で展開して、玄関先から ( 何故か ) 動かないんですね。まぁ、予算が無いからなんでしょうけど。(笑)
…で、ラストがよくワカンナイ展開で、あれって何だったんだ?
よくワカラナイ終わり方でした。…誰か、分かる人、説明して!
☆「疾風ロンド」(2016)監督 吉田照幸 出演 阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、前田旺志郎、久保田紗友、鼓太郎、堀部圭亮、中村靖日、田中要次、でんでん、柄本明
大学の研究施設の違法生物兵器「K-55」が盗難に遭い、さらに国民を人質に身代金3億円を用意するよう脅迫メールが届く。
残された時間は4日間、主任研究員の栗林和幸はひそかに兵器を探索するという任務を依頼されるも、手掛かりはゼロ。
そんな折、犯人死亡というまさかの事態にぼうぜんとしながらも大惨事を回避すべく、犯人の遺品をヒントに国内屈指の規模を誇るスキー場へと向かう……。
東野圭吾の同名サスペンス小説の映画化です!
先日観た「探偵はBARにいる 3」の吉田照幸監督の作品ということで、ちょっと楽しみにして観ました。
これもレベル4の炭そ菌の行方をめぐるサスペンス・コメディです!
…ちょっとコメディ色が強いのかな。でも、サスペンスとユーモアの捌き方は、吉田照幸監督、程好い感じでボクは好きだなぁ。
…大倉忠義クンって、アイドル上がりにしてはフツーっぽくていいね。大島優子も、いい女優サンになりそうだよなぁ。
ログインしてコメントを確認・投稿する