私は年末年始はフランスで過ごしました。
その時、フランスの労働組合はストライキを決行中。
理由は、「年金問題」
フランスでは警察官なども公務員もストライキに参加。
財政が少ないフランス政府は、
年金の支給年数の引き上げと、
年金の支給額の引き下げを要求。
しかし、労働組合は反発。
お互い譲歩しないので、
長引きました。
しかし、なぜ、警察官までもストライキやデモに参加したのか?
フランスではオレンジベストデモというが流行っており、
警察官が警戒などにあたっていました。
そのため、警察官は残業があったそうです。
しかし、フランス政府は警察官に残業代の
支払いをしませんでした・・・
フランスはかなりの財政難に陥っています。
日本以上でしょうね。
警察官はやる気をなくし、危険地帯の
パトロールはしなくなりました。
そのため、パリの中でもパトロールが必要な危険な場所
には行かなくなり、ますます治安が悪化。
マルセイユの一部も警察官が行かなくなり、
治安が悪化しているそうです。
スペインにもいきましたが、
スペインはEUの中では援助を受ける方の国です。
マドリッド近郊では団地を作っていましたが、
予算がなくなり、建設を一時中断していました。
財政難はどこも一緒です。
G7と言われている国、
アメリカ、カナダ、イタリア、ドイツ、フランス、
イギリス、日本
これら先進国の共通の問題は、
・少子高齢化
・財政難(特に社会保障)
があげられます。
年金、医療費を少なくする必要があるのです。
もっとはっきりと言うと年金暮らしの人を
今後は少なくしたいと思っているのです。
G7だけの問題ではありませんが。
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