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ニュースにもありますように
この方は　自らの稼ぎで　ねむの木学園　を興されました

本の題とかは忘れてしまったのですが
この方が語った事をまとめたような本を　昔読んだ事がありまあす

その中に　こう言う一節がありました

この方は　ねむの木学園を興されたご縁で
多くのメディアから
「わけのわからん税金の無駄遣い」
などのニュースの度にコメントを求められておりまして
その都度
「そんな無駄遣いをやめて　福祉に充ててほしい」
と語っておられたのですが

当時　日本が打ち上げたロケットが失敗した時
メディアはいつものようにこの方の許を訪ねられました

この方は　自分が思っている事を正直に
「宇宙開発は　未来への投資なんだから　失敗にめげたりしないで
これからも頑張ってほしい」
とご発言なさったそうなのですが

どこのメディアも　この発言を取り上げなかったそうです

で　この方は
「メディアが自分に求めている役割って
『福祉に金回せ』
の発言をすることだけなんだな…
（今の言葉で言う『アイコン」です）
とお思いになられたようで
それ以来　メディアの取材はお断りするようになったそうです


この方の言葉で話すと
「犬は吠える　でもキャラバンは進む
自分は『犬』の役割『だけ』『しか』　
メディアに求められていなかったんだな」

と書いてあったのを覚えています…

時代は　ネットの時代になりました
ネットによって　多くの人が
『恣意的に自分の発言を取捨選択される』
事無く　自分の考え方などを情報発信できるようになりましたし
自分から能動的に調べれば
『この情報は　ここの部分を　恣意的に取捨選択されている』
と　わかるようになりました

でも　そのネットの能力を
何一つ考えていない人が　かなり多い気がします…


追記：

この方が仰っておられた事ですが

“福祉と言うのは
『役所の紙』の事ではなく
『血の通った人間』としての『心』の問題なのです”

僕は　今でもこの言葉をよく覚えています…








女優の宮城まり子さん死去
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6018315