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2020年03月21日09:13

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貸し切り

バスがやってきたものの車体が高く一段一段の幅がありすぎ
足の悪い彼女を三人で抱きかかえるようにしてやっと乗れました。
乗客は私たちのみ 4人です。

急こう配の道を上りきったところが宿です。歩いて行けなんて誰が言った?
自転車でも登れないわ。登れてもよう降りようれないわ ブレーキ焼ききれちゃうわ。

宿に降り立つと 駐車場には3台の車が。。
ゆっぱ車で来るとこね。。。。
受付嬢が二人 建物の中は静かで一寸暗い
暖房してないのかな?と思うほどすこしひんやり
受付の横に「日帰りの入浴はおやすみしてます」の張り紙が

そこに熟年の女性が「今日は温泉に入れないの?」と言いながら入ってきました。
「こういうご時世ですので 日帰りのお客様はお断りしてます」
「堺から来たのに ここコロナの患者が出たので入浴できないの?」
「いえ コロナの患者さんは出ておりません。そうだったら休館してます。
ご予約の宿泊のお客様はお断りしていません」
納得いかないらしくぶつぶつ言いながら出ていきました。

部屋につくまで宿泊客は見当たりません。
「え 今日は私たちのみ・・・・」
「男性を一人見たよ」

部屋着に着かえさっそく温泉に
きれいに掃除した澄んだお風呂 
今日は私たちの貸し切り風呂。
私たちのために従業員さんがお掃除しお食事の世話をし
お土産を売ってくれる。
温泉宿に必ずある女性のための服や小物売り場も
4人のために開店してくれている。
なんと豪華なことでしょう。ひとつの手抜きもせず。。。
ただ全館暖房とまではいかないみたい。

足の悪い彼女は 平素は怖いので(一人暮らし)手すり付きのお風呂だけれど
腰湯しかしていなかった
みんなの手を借りて首までお湯につかることができて大喜び
4回もお風呂に通い 来た時よりも体が軽くなったらしい。
誰の手も借りずひとりで入浴できるようになった。

ここで自信がついたから もう一人で首まで浸かれるわ

そして茶飲み友達の彼と行くらしく 宿泊の予約してました。








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