コロナウイルス関連（学校関係ｅｔｃ）（２０年０３月１３日２１時台（佐賀）〜２０年０３月日時台（））

感染者本人の行動と同行の４人は
03月13日　23時49分

佐賀県によりますと、感染が確認された佐賀大学の男子学生は「友人４人と一緒に、あわせて５人で旅行した」と話しています。
県が行った男子学生への聞き取りによりますと、男子学生はフランスから今月４日に帰国したあと発熱や頭痛などを発症し、１０日に佐賀市の医療機関を初めて受診しました。
その後、症状が収まらないことから１３日になって再度、同じ医療機関を受診したところ、新型コロナウイルスの感染の疑いがあるとして、さらに別の医療機関で検査を受け、感染が判明したということです。
男性は一人暮らしで帰国後、家族との接触はなかったということです。
また県の調べで、この男子学生と一緒に旅行したのはおなじ佐賀大学の４人の男子学生だったことがわかりました。
１３日夜の時点で４人はいずれも特異な症状はないと話しているということで、佐賀県は４人に自宅待機を求め、１４日にウイルス検査を行うことにしています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20200313/5080005242.html

感染症専門家「海外で感染か」
03月13日　23時16分

佐賀県内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されたことについて、感染症の専門家は、「フランスなど海外で感染した可能性が高く、佐賀市内で流行しているわけではない」としたうえで、「過度に心配する必要はない」として冷静な対応を呼びかけています。
フランス旅行から帰国した男子学生が、県内で初めて新型コロナウイルスに感染したことについて、感染症が専門の佐賀大学医学部附属病院・感染制御部の青木洋介教授は「時系列などからしてフランスなど海外で感染したのではないか。フランスやイタリアでは患者が日本以上に多いので、渡航先で感染した可能性が高い」と分析しました。
その上で「佐賀市内で流行しているわけではない」として冷静な対応を呼びかけています。
また学生が帰国したあとの行動が分かってはいませんが「学生らとすれ違ったり、コンビニなどで同じ時間にいたということですぐ感染が拡大するということはない。過度の心配をする必要はないのではないか」としています。
そのうえで「▽手をきれいに洗う、▽人混みに出るときはマスクをつける、▽ものに触れた手でマスクの表面や顔に触れないことが感染予防のために重要だ」と話しています。
一方、学校の休校や再開の判断については「佐賀市内のどこで感染したか分からないというケースではないので、今のところ学校再開に大きなリスクが発生したということではないと思う」と話しています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20200313/5080005241.html

感染者初確認で電話相談窓口設置
03月13日　23時16分

佐賀県内で新型コロナウイルスの患者が確認されたことを受け、佐賀県は、一般からの相談を受け付けるコールセンターを設置しました。
新型コロナウイルスに関する一般相談は、電話０９５２ー２５ー７４８５、ＦＡＸ０９５２ー２５ー７２６３で土曜、日曜、祝日を含め、午前８時半から午後９時まで受け付け、１３日は深夜０時まで対応します。
また症状がある人からの相談は、従来通り、各地の保健福祉事務所に設置した「帰国者・接触者相談センター」で受け付けます。
連絡先は
▼佐賀中部保健福祉事務所が電話０９５２ー３０ー３６２２、ＦＡＸ０９５２ー３０ー３４６４。
▼鳥栖保健福祉事務所が電話０９４２ー８３ー２１６１、ＦＡＸ０９４２ー８４ー１８４９。
▼唐津保健福祉事務所が電話０９５５ー７３ー４１８６、ＦＡＸ０９５５ー７５ー０４３８。
▼伊万里保健福祉事務所が電話０９５５ー２３ー２１０１、ＦＡＸ０９５５ー２２ー３８２９。
▼杵藤保健福祉事務所が電話０９５４ー２２ー２１０４、ＦＡＸ０９５４ー２２ー４５７３です。
さらに英語や中国語、韓国語のほか、ベトナム語、タガログ語、クメール語などあわせて１８の言語に対応する外国語対応専用ダイヤルは０９２ー６８７ー５５３５です。
https://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20200313/5080005240.html

新型コロナウイルス感染を初確認
03月13日　21時28分

佐賀県によりますと、佐賀大学に通う佐賀市の２０代の男子学生が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
佐賀県内で新型コロナウイルスの感染者が確認されるのは、これが初めてです。
佐賀県によりますと、男子大学生は２月２７日からフランスへ旅行し、今月４日に帰国しましたが、５日後の今月９日になって３９度の発熱と頭痛の症状が出たということです。
１３日行われたウイルス検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることがわかったということです。
男性は現在、発熱や頭痛などの症状があり、県内の感染症の指定医療機関に入院しているということですが、病状は安定しているということです。
男子学生と一緒にフランスに行った人は他に４人いたということで、県は、帰国後の行動や接触した人についても詳しく調べています。
大学生がどこで感染したのかは分かっていませんが、旅行先のフランスでは、１２日の時点で、２８７６人が感染し６１人が死亡しています。
感染の拡大に歯止めがかかっていない状況で、フランスのマクロン大統領は、新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐため、来週から全土で学校を休校にすることや、発症すると重症化しやすい７０歳以上の高齢者などに対して、できるだけ自宅にとどまるよう呼びかけています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20200313/5080005237.html