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2020年03月19日09:23

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ラクサンポ142

私の名前は川口民雄。子どものころから、周囲から浮いていた。学校の成績は低空飛行で、お情けで卒業させてもらった。小学校低学年のころからごく普通に生きられないと堪忍した。なんでみんなと同じことができないのだろうか。学校時代の運動会、学芸会、展示会、修学旅行で、周囲のクラスメートと同じ行動をとるのに、非常に神経を使った。仕事をいくつか渡り歩き、発達障害を支援するNPOで働いている。大人になって、検査を受け、検査の結果で、読み書きはかなり厳しいことがわかった。発達障害当事者は別に努力して、普通に見せようとしても、無理である。例え給与は低くとも、暮らしていければ、文句はない。この仕事は自分に向いているようだ。発達障害トラブルシューティングが仕事になった。
高齢者デイサービス施設、部屋、川口と森井淳子のところで、相談している。

川口
「サクラの教え子たちがつながっているのはいいけどさあ。又、どうして、私に任せるように勧めたんですか」

森井
「Tさん、勉強できたんだけど、辛いことがあると、いつも、私に相談していました。ときどき、この施設で、お手伝いのボランティアをしてくれたんですよ」

川口
「本当、知らなかったな。そんなつながりがあったんだ」

森井
「そこで、仕事を辞めた後、相談に来たんで、発達障害の検査を受けるように進言したんです。そうしたら、検査結果から発達障害と診断されたので、川口先生に頼むように言いました」

川口
「それなら事情はわかりました。ただ、どうするかは本人しだいなんでね。もしわからないことがあったら、相談に乗って下さい」

森井
「わざわざ、来ていただいて、相談にみえるとは川口先生も変わりませんね」

川口
「いやいや。仕事上、情報は有った方が良い。森井さんの紹介なら、なお更です。それに、施設に来ると、元気がもらえますよ」

森井
「ありがとうございます。川口先生に紹介して良かった」


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