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2020年03月17日16:04

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抗体介在性感染増強(ADE)

いきなり 漢字の暗号みたいな日記の題名なのですが

今日は「なんですぐにワクチン作られへんのんじゃぁ!!責任者出て来い!!」

の話をしていきます

例えば ワクチンそのものが有毒だったりしたら
それこそ取り返しがつきませんよね?

次に
「そんなアホな話があるかぁアホンダラァ!!」
と叫びたくなる話なのですが

「そのワクチンで 獲得免疫を得ることによって
別の疾患の引き金になったり
別の感染症に 余計にかかりやすくなってしまった」

なら なんか勝ち負けで言うと負けかもしれませんよね?

COVID-19の話ではないのですが

例えばデング熱やエボラ出血熱では
「一度感染してできた抗体が別の型のウイルスの感染を助ける」
と言う「どついたろかぁ!!」な事が起こります

これのことを 抗体介在性感染増強(ADE)と呼びます

実際にデング熱のワクチンでは
2016年にフィリピンでワクチンが採用されたのですが
このワクチンを接種した子供に対して
1回目の感染では効き目を発揮してくれたのですが
2回目の感染で 逆にこいつでで数百人の死者を出してたりします

普通に考えて 予防接種を受けたら
1回目の感染は風邪程度に収まるけど
2回目の感染でバンバンと重篤化して死に至るような代物を
ワクチンだと言って 予防接種したら
これもまた取り返しがつかないことになりますよね?

治療薬だと症状が悪化して一刻を争う人を救う選択肢を増やすために
安全性と開発のスピードは同程度に重要視されるのですが
健康な人に投与するワクチンは
スピードよりも安全性を重要視するものです

ここいらの事情があるので
「開発できたお」と言っても
それから長い期間をかけて人体実験して
上記のような致命的なリスクがないかどうかを確認しないといけないので
承認までには時間がかかるわけです








■イタリア、死者2千人超える 新型コロナ、中国以外で初
(朝日新聞デジタル - 03月17日 11:28)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6011783
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