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2020年03月13日23:38

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もはや防疫出来るなどと言う幻想は捨て去るべき

■カナダ首相の妻、新型コロナに感染 首相は自主隔離
(朝日新聞デジタル - 03月13日 12:18)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6007567

先日スウェーデンで報道官が「全数検査はもうやめた。これまでの方法(全数調査や精密疫学調査)はあまりに多くの資源を消費する。完全な防疫はもはや不可能と考える。疫学調査はもう実施しない。全員を保護することができるという期待は捨てた。もう、コロナ19は制御範囲外である。事実上、防疫を放棄しすべての医療陣を治療にオールインすることにした。医療体系の麻痺を防ぐために防疫を放棄する。」と発表した。

簡単に言えば、「拡散阻止は不可能」「検査費用は無駄」「全員を保護するのではなく重症患者だけをケアする」と言う事だ。これは日本政府の対応と同じ。

次に英国も方針転換をした。
『イギリスのジョンソン首相は12日、会見でイギリスの新型コロナウイルス対策が、これまでの「封じ込め」段階からピークを遅らせることを目的とする「遅延」の段階に入ると述べました。
「37.8度を超える熱がある人、および新たに始まった咳が続いている人は症状がどんなに軽くても、7日間自宅待機をして様子を見てほしい」との新たな指針を示しました。
7日間の根拠としては、今回のコロナウイルスは発症してから数日間が最も感染力が高く、その後、感染力が弱まる傾向があるからだとしています。
自宅待機になった人たちについては、症状が悪化しない限りウイルス検査は行わずに、症状が重くて入院した人への検査を優先するとしています。 』

これもやはり日本と同じ、検査よりも重篤患者のケアに全力を注ぐ、と言う考えです。
中国の防疫は一定の成果を得られたように見えますが、殆どの国は独裁国家ではない。
あのような外出まで制限する強権発動など不可能です。
欧州を見ればドイツ、フランスですら防疫は失敗と言える。
防疫が不可能ならば、どれだけ検査をして感染者を発見しても、治療法がない以上殆ど意味がない。
学校を休校した所で、子供たちは平気で遊びに出掛け、カラオケなど行けば学校より酷い結果になる可能性は高い。

イタリアは医療崩壊で60才以上の酸素吸入器の使用を拒否、韓国は軽症者がベッドを占有し重症者が入院出来ず死亡している。検査などに汲々(きゅうきゅう)とし死亡者を減らすという当初の目的が置き去りになった結果です。
イタリアでは無償で検査ができたが、結局封じ込めには失敗した。
しかも医療崩壊を起こして一時期は8%もの死亡率になった。(3・14現在7,2%)

韓国の行う検査は結局治療の必要のない軽症者も全てカウントして実態数に近いのだろうが、かと言って日本より何か優位点があるのか?と言えば何もありません。
分母が大きくなった分、死亡率だけは低くなりますが、それが実態と何か関係があるのか?と言えば何もありません。感染者も死亡者も日本より多い事にかわりはありませんから。かの国なら「精神勝利」と叫ぶのかも知れませんが・・
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