コロナ検査

何となく広告の入っていた整体に行ってみたくなり、
予約しようか悩みましたが、あまり広くない空間に1時間とかいるのは、
感染リスクかなあと思い、ちょっと控えてみることにした菜の花です。
この地域、死者が結構出ていますしね…。
思った以上に蔓延している可能性は否定できません。

それもこれも、コロナの検査を絞りすぎるから、感染範囲が確定しないんだ！…的な、
そういう報道に偏っている某番組を見ていると憂鬱になるので、
最初の頃は結構、話半分で聞き流しながらつけっぱなしにしていたその番組、
もうさくさくっと消して、なかったことにするようになりました。
いや、検査検査って、検査好きすぎでしょ…。
現段階で、偽陽性率どころか偽陰性率も高いとのことで、
下手に誰でも検査を受けられるようにしたら、余計に感染は拡大するだろうというのは
容易に想像できます…。
どちらかというとネットでは、偽陽性を問題視しているようですが
（本当は感染していないのに、陽性が出てしまって隔離・入院措置となり、
病床が埋まってしまう）、むしろ偽陰性の方が感染拡大に寄与すると菜の花は考えます。
だって、幾ら「陽性でも陰性と出ることがあります」と言われても、
検査して陰性だったら、余程重症・疑いが濃厚でなければ再検査はしないでしょうし、
そうすれば自分は陰性なんだ、大丈夫なんだねー！と晴れ晴れと外出したり、
あちこち動き回ったりしますよね。
周りも「大丈夫だね」と言って、働かせるでしょう。
（体調悪いうちに仕事するのがそもそも間違っているでしょうけれども、
働かざるを得ない人たちもいるはず。それこそ、医師などの医療従事者や、
介護・福祉の人手不足の勤務先、個人事業者…などなど）
むしろ、「陰性」であるために、人と接触の多いところに回されてしまうかも。
そして、感染拡大のスプレッダーになったとしても、
もはやどこから移ったか分からない、という事態になるでしょうね。

検査のために医療資源を取られたり、
検査のせいで検査する側や検査のために来院した空間にいる人たちに感染が拡大したり、
検査の結果が間違っているせいで余計な混乱と感染を招いたり。
しかも確定されたからって、治療法があるわけでもないですし。

というわけで、確度の低い上、高額で何度も受けられない現時点の検査を、
過剰に要求するのは、検査の結果についてしっかりと理解されない世の中では
害悪になる可能性が大きいので、やめた方がいいのではないかと…。

とりあえず、体調悪いなと思ったら、検査をしてもらおうなんて考える前に、
自分はコロナやインフルや、何だか分からないけど何か感染症である可能性がある、
だから周りに移さないようにちゃんと気を付けよう、外出を控えたり、
咳エチケットを守ったり、家族や周りにも徹底するように周知しよう…。
そう、検査しなくても自分は陽性のつもりで生活。
軽症のうちは、それで十分な気がします。
もちろん、ハイリスクの人（高齢者、基礎疾患持ち、既に周りに陽性者がいる）は、
早いところ、医療機関に相談すべきだと思いますけれども。

検査を積極的に行なった国で、かなり大変な事態になっているのを見ながら、
日本はまだまだ平和だな…と思う菜の花です。
経済的にはばたばたと犠牲者が増えつつあり、先行き不安に思いますが…。
これから、どうなっていくのでしょうね…。
冷静に対処していけると良いのですが、自分も、周りも、国も、世界も。