人災ともいえる惨劇を経験して

大川小の津波被害から生還「人を助けるため警察官になりたい」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=6004613

それでもなお、故郷を守る仕事に就きたいという青年を応援します。

震災遺跡を、観光気分で見物に来るヒトたちも、地元に金を落とす客と思えば、「客は客」です。

まして体制を保つルールを守る仕事は、ときとして現実のニーズと矛盾することもあります。
そうした時、こうした体験をした青年の思考や判断は、信頼に値するでしょう。

イジメられたことが無い人間に、他人の痛みが解らないように。
大川小学校の犠牲者の口惜しさを胸に、彼が社会人として育つことを、見守りたいと思います。

とは言え、無理に気負わなくとも、自分らしく生きてくれれば十分です。
人生は長いですから、いろいろ迷いとかもあっても、そうした体験は、いつか必ずどこかで影響してきます。
それで良いのです。

ワタシも、赤ん坊の時に拾ってもらった命を、７４歳まで生き延びた爺ですが。
この青年も、せっかく拾ってもらった命なんですから、自分を大切に生きてくれることを、祈っています。