陰圧室が足りないからです

早々にcovid-19を指定感染病にしてしまったから軽症者や無症状な人に検査出来なくなっているのです．
何故かというと，指定感染病患者は陰圧室という気圧の低い部屋に隔離して病室の空気が外部に漏出しないようにしなければならない，covid-19のウィルスはコロナウィルスであることから既に通常のコロナウィルスと同程度にまで広がっている事は考えれば大抵の人が理解できるはずですが…検査でそれだけの人数を出してしまえばどうなるでしょうか？

指定感染病と判れば今の法律では強制入院となりますが，国内にそこまでたくさんの陰圧室は有りません．
だから重症が懸念される患者を優先的に検査しているわけです．

一番避けなければならない事は，軽症患者を隔離して，生命に危険が及ぶ高リスクの患者を受け入れられなくなることです．

これを解決するには，指定感染病であっても陰圧室への隔離は条件を設定するか，或いはcovid-19に於いては一度指定感染病を外すということが必要かと思いますが，どうもそれをする様子はありませんね．
どうしようかとまだ決め兼ねているのかもしれませんが，そんな人間の都合などウィルスが待ってくれるわけもなく…．

WHOはまだ発表していないそうですが，状況的にはパンデミックです．
つまり，簡単に封じ込めることなど不可能だということ．
いくつも論文は上がってきているわけですから，専門家たちはもう解っていますよ．
おそらくは，結局風邪の原因ウィルスは4種から5種に，うち1種は重症化するというのが常識になっていくのではないかという気がします．

インフルエンザも当たるかどうか不安定なワクチンで対応するのが精一杯なのに，SARS-Cov-2にを早急にどうにかできるとでも本気で考えているならお花畑にもほどがあります．
SARS-Cov-2が新型コロナの本当の名前です．つまり相手はSARSです．

私たちが今出来る事は，2つしかありません．
1つは充分な栄養と睡眠を摂って免疫力をしっかり高めること．現状これが最善の予防法です．
2つめはこのウイルスの性質を全ての人が理解することです．知る事で予防意識は高まるでしょう．

最新の論文では，重症化するパターンとそうでないパターンが既に分かっているようです．
重症化するパターンでは"息苦しさを感じる"ということです．
50歳以上で，少しでもこの症状が現れた場合は早急に対応することをお勧めします．
年齢が上がるに従って，または持病の有無で生命の危険が上がります．


余談ですが，ヨーロッパ，イギリスなどでもアジア人に対して差別が始まっているようです．
許可が下りるかどうかは別として，渡航される予定のある方はお気を付けて．
……ダイヤモンド・プリンセスはイギリス船籍なのですけどね…本当は助けた形になっているはずなのに，BBCは都合の悪い事は国民に知らせないようですね．


■新型コロナ陽性者の発覚封印のため検査阻止か…日本列島がダイヤモンド・プリンセス号化
(Business Journal - 03月01日 06:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=5992121