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2020年03月05日18:59

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「クローンは故郷をめざす」

 …正午まで、アルバイト。
 帰りに、三田の三田図書館へ行ってまいりました。

 帰宅後、DVDで中嶋莞爾監督の「クローンは故郷をめざす」を観ました。



 ☆「クローンは故郷をめざす」(2008)監督 中嶋莞爾 出演 及川光博、石田えり、永作博美、嶋田久作、矢島健一、品川徹、佐藤貢三、平野貴大、市川千恵子

 近未来。宇宙空間で殉職した宇宙飛行士、高原耕平は、合法的クローンとして蘇る。だが記憶障害を起こした彼は、幼い頃の記憶を強く反映した行動を取り始める。じつは耕平には、子供の頃に自分を助けようとして川で溺れ死んだ双子の弟のぼるがいた……。
 研究所を抜け出した耕平は、なぜか川のほとりで自らの死体を発見する。それを弟と錯覚し、繰り返される悲劇に困惑する。そして、その死体を背負い、亡き母親のもとへ届けるため、かつて暮らしていた美しき故郷を求めて歩き出す……。


 「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などのヴィム・ヴェンダースが製作総指揮を務め、中嶋莞爾による監督・脚本の異色SF映画です。

 …う〜む、これは人を選ぶ作品ですねぇ。テーマとしては、非常に哲学的なもので面白いのですが。

 映画としてオモシロイかと言うと、…どうかなぁ。かなり、独り善がりな部分もあると思います。


 プロデュースにヴィム・ヴェンダースが絡んでいるにも拘わらず、ヨーロッパ的な拡がりはあまり感じませんでした。
 …ただ、なんと言いますか、SFからオカルトへ、とでも申しましょうか、そんなアジアンなテイストが加味され不思議な魅力を感じさせる映画ではありましたね。


 …好き嫌いのハッキリしそうな映画ですけれども、ボクは決してキライではありません、

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コメント

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