武蔵浦和駅の西口を出て新幹線の高架沿いを東京方面にテクテク歩いてゆくと右手に大きなロッテの工場が見えてくる。
この工場の脇を更にテクテク歩いてゆくとプロ野球チーム、千葉ロッテマリーンズの二軍本拠地ロッテ浦和球場に辿り着く。
工場の整然とした雰囲気の中を歩いていると本当にこの先にプロ野球チームの野球場があるのかと不安になってくる
実際、案内板のようなものもなく、知っている人しか知らないという感じなので、初めてこの球場に向かった時は少し不安を抱いた。
ひと昔前は工場の入り口の守衛室の窓の隅っこに試合の案内が出ていたが、今は無いようで本当に現地に着くまで今日は試合やってるのかどうかと不安になる。
しかし、防球ネットが見えてきて球場の入り口に向かうT字路を右に曲がると球団の室内練習場が遠くに見えて、野球場の雰囲気が漂ってくる。
更に試合日だと球場前はサイン待ちのファンが道に沢山並んでいて、一気にプロの球場の雰囲気に変わる。
土休日ともなるとその数は多くなり、球場の観客席はぎっしり、席に座れない立ち見の観客が溢れかえりなかなかカオスな状態に
そもそも、この球場の観客席は300席ほどしかなく、集客を目的としていない施設ではあるのだが、二軍とはいえプロ野球のチーム……ファンの為にもう少し観戦環境整えてもらいたい。
まぁ、改装前に比べたら幾分綺麗にはなったけど……
でも、改装前は今よりボロい観客席だったんだけど、おおらかな時代で選手と観客の動線が同じところにあり、目の前や隣を選手が行き来し、トイレで選手と並んで用を足したり、ブルペンを同じ目線で感じる事ができたりしてそれはそれで良かった。
改装されてからは球場内での観客と選手の動線は分けられ、なかなか鉢合わせする機会はなくなってしまった。
まぁ、それでも選手は近くに見えるし、観客席の位置も一軍の球場で言えばフィールドシートの位置にあり、臨場感は感じられる。
ただ、ちょっとネットがちょっと邪魔で目がチカチカしてしまう。
一軍の球場で使っているようなもう少し細い網のものを使ってくれたら嬉しいんだけどね……
あと、手抜きなのか、見切れ席が酷い
野球場であるまじきホームが見切れて見えない席が存在する
座席の前後の間隔はVIP席もビックリな広さを誇るが、左右の間隔はハマスタ並にギュウギュウ
足元も砂利で雨の日や雨上がりの日は靴が泥で汚れてしまう。
なかなか突っ込みどころ満載の観客席でここにしかないものを体験できる
そんな観客席であるが、この球場では三塁側がメインで、こちらには飲み物とアイスの自動販売機が置かれ、トイレも綺麗である。
逆に一塁側は気を付けないと見落としてしまいそうな入り口からわかるように本当に簡易的な場所でトイレも簡易トイレ。
席の数も三塁側より少なく、立ち見できるスペースもわずかで窮屈に感じる。
でも、ビジターのファンのお客さんも結構来ていてビジターファンには落ち着ける場所になってるかもしれない。
観客席の後ろに木が植えられていて若干日影ができていいのかな〜……なんて思ったりしたが、実際行ってみると大して変わらなかったな
夏の浦和の観戦は暑さとの闘いでもある。
簡易的な観客席には屋根なんてものはなく、ジリジリと照りつける太陽を受けるしかない。
でも、それでも、試合を見つめるファン達の姿は本当に熱いなと思う。
ロッテ浦和球場は観戦するにはちょっと落ち着かない所があるけれど、選手の雑談まで聞こえてくる近さと熱心な野球ファンの姿を見られるコアなものを楽しめるマニアックな野球場だ。
最低限のものしかない野球場……飲食物は駅前で買い込んで来ること、そして、土休日、じっくり観客席で試合を観たいなら遅くとも試合開始2時間前には球場に着いていること……ちょっと上級者向けの球場かもしれない
05年、優勝する前まではもう少しユルかったような気もするんだけど……人気が上がってきたのは喜ばしいんだけど、球団がついてこれてないのが残念だね〜
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