『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』という本を読みました。セブンとその最終回でBGMとして使われている、ROBERT SCHUMANN のピアノ協奏曲のオハナシです。
儂がなぜこの書籍に手を伸ばしたかというと、それはセブンの最終回の音楽が、SCHUMANN のピアノ協奏曲だと知ってたから。って、コレじゃ本書の中身と変わんないじゃんて思うでしょ。ところが、そこからが違うんです。
儂はただ単に知ってただけ。一方、著者のヒトは、曲名がわかっただけではあきたらず、TVと同じ演奏を貪欲に求めていくワケです。クラシック音楽に興味がない皆様には、わかりにくいコトなんですけど、同じ楽譜でも演奏者によって、デキは随分違います。厳密には、同じヒトが演奏しても、一回一回が別モノなんですけど・・・。
とにかく、ご自身の記憶にあるピアノ協奏曲を求め続けた結果、クラシックの世界にハマり、cl.の演奏にハマり、音楽系出版社に職を得たりされていくのです。うーむ、儂もただの知識にとどめないでおけば、�爐覆鵑舛磴蘿畦Ъ勠瓩忘濱劼靴討燭�もね。
儂がなぜ、セブンとSCHUMANN の関係を知ってたかというと、中坊のときにその手の世界がダイスキな一団と、蜜にお付き合いがあったから。当時はまだ�爛�タク�瓩覆鵑謄灰肇弌癖両�?）もない頃でしたが、ゴジラやウルトラマンをはじめとした、円谷関係の映像作品が大好物な彼等は、どちらかというと、バカにされてたかもしれません。幼稚なヤツだって理由から・・・。
ある意味虐げられていたヤツ等と儂が仲良くなったのは、決してイジメはよくない的な正義感からなどではなくて、こちとらも映像作品に興味があったからだけなのです。円谷じゃないけど。
でも、このヒト達と一時期一緒に行動するコトによって、当時のフツーの中坊ではなかなかできないであろう経験を、たくさんさせていただきました。例えば、某�猜�送協会�瓩離好織献�で、インタヴューされたりとか。
そのグループを率いていたのが、この日記のタイトル、なっかーなんです。なっかーは小学生の時は、文字通り手に負えない暴れん坊だったのですが、その後心を入れ替え、儂等県トップの進学校へ行き、結局今はダイスキだった映像制作の会社を自分でやっちゃってるんです。儂の知り合いの中の、スゴいヒトのひとりなんです。
中坊時代、そのなっかーの家に遊びに行くと、ウルトラ系のレコードの中に、なぜか1枚だけいかにもクラシックでございってLPが混じってて、不思議だったんです。今思えば、それこそがSCHUMANN のピアノ協奏曲だったハズ。この本読みながら、長年の謎が解けた気がします。
ただ、なっかーっちのレコードが、LIPATTI / KARAJAN / PHILHARMONIAの演奏かどうかという疑問は残りますけどね。
ログインしてコメントを確認・投稿する