東京マラソン2020振り返り

大迫傑が日本新！日本人トップ　五輪代表大きく前進
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5992327

新型コロナウイルスの影響で一般ランナーがいない寂しい中で
午前9時10分にスタート。その寂しい雰囲気を吹き飛ばすように
沿道には多くのファンが詰めかけ、そして熱戦が展開された。

レースは毎度おなじみのハイペースで進み中間点を1時間02分と
大会記録ペースの中で進み、その中で井上大仁選手と大迫傑選手が
先頭集団につける中で25キロ手前で大迫選手が遅れだし、
井上選手がリードするも芝・増上寺前で大迫選手が猛追して
井上選手に追いつき逆転。そのあと大迫選手はわき腹を押さえるシーンも
あったが粘りの走りを見せ日本人トップの総合4位でフィニッシュ。
タイムは2時間05分29秒と自身の記録を21秒更新して日本新記録となり、
東京五輪・男子マラソン第3代表に大きく近づいた。また8位入賞の
高久龍選手、9位の上門大祐選手そして10位の定方俊樹選手も
自己ベストを大幅に更新した。井上選手は終盤大きく崩れて26位、
設楽悠太選手も16位と戦前に言われた3強は明暗くっきりを分かれる
結果となった。

一方女子はロナー・チェムタイ・サルピーター選手が大会記録を
2分以上更新して初優勝。東京マラソン女子V3を狙ったベルハネ・ディババ選手は
2位に終わった。

東京マラソン2020男子（SG）成績（上位20名）
1：ビルハヌ・レゲゼ　　　　　　　2時間04分15秒
　（東京マラソン連覇）
2：バシル・アブディ　　　　　　　2時間04分49秒
3：シサイ・レマ　　　　　　　　　2時間04分51秒
4：大迫　傑　　　　　　　　　　　2時間05分29秒
5：ビダン・カロキ　　　　　　　　2時間06分15秒
6：エルハサン・エルアバシ　　　　2時間06分22秒
7：アセファ・メングストゥ　　　　2時間06分23秒
8：高久　龍　　　　　　　　　　　2時間06分45秒
9：上門　大祐　　　　　　　　　　2時間06分54秒
10：定方　俊樹　　　　　　　　　 2時間07分05秒
11：木村　慎　　　　　　　　　　 2時間07分20秒
12：小椋　裕介　　　　　　　　　 2時間07分23秒
13：下田　裕太　　　　　　　　　 2時間07分27秒
14：菊地　賢人　　　　　　　　　 2時間07分31秒
15：一色　恭志　　　　　　　　　 2時間07分39秒
16：設楽　悠太　　　　　　　　　 2時間07分45秒
17：サイモン・カリウキ　　　　　 2時間07分56秒
18：アモス・キプルト　　　　　　 2時間08分00秒
19：ゲタネ・モラ　　　　　　　　 2時間08分12秒
20：岡本　直己　　　　　　　　　 2時間08分37秒

東京マラソン2020女子（G1）成績（上位5名＋日本人最高位）
1：ロナー・チェムタイ・サルピーター
　　　　　　　　　　 　　　　　　 2時間17分45秒（大会新記録）
2：ベルハネ・ディババ　　　　　　2時間18分35秒
3：ストゥメ・アセファ・ゲベテ　　2時間20分30秒
4：カプチッチ・セリー・チェピエゴ
　　　　　　　　　　　　　　　　 2時間21分42秒
5：ティギスト・ギルマ　　　　　　2時間21分56秒
10：山口　遥　　　　　　　　　　 2時間30分31秒