mixiユーザー(id:42625996)

2020年02月27日22:13

113 view

廊下〜座頭市物語〜。

2月27日(木)。

 家に篭りがちなので運動するにはどうしたらいいか思案した。
ほぼ毎日スーパーの愛しのUさんに逢うついでに散歩する。
週一回の体操教室に通うが全然足りない。
そこでついこの間から家の前の廊下を歩いている。
フォト


今まで誰かに会うのが面倒くさくて避けていたがこの廊下で誰かに会うことは滅多にないし、今回のコロナウィルス騒動で中国では運動不足解消に部屋の中で走ったりする人がいると聞いて、あ〜これは簡単!建物の中なら雨が降ろうが雪が降ろうが坂道は無いし歩くに一番いい。
これからこの廊下を歩いて持久力をつけるつもり。

フォト


2/18
2月-3 座頭市物語。
1962年 大映 96分。
原作 子母澤寛
脚本 犬塚稔
監督 三隅研次
出演 勝新太郎 天知茂 万里昌代


【あらすじ】
勝新太郎の人気を決定づけた全26作の大ヒットシリーズの記念すべき第1作目。子母沢寛の随筆「ふところ手帖」に収められた短編をもとに、「不知火検校」の犬塚稔のシナリオ、「大菩薩峠」の三隅研次監督のメガホンで描く、ハードボイルド時代劇の傑作。 ツボ振りでも居合い抜きでも目明きの及ばぬすご腕の市(勝)は、飯岡助五郎(柳永二郎)の客分となる。市は、釣りで知り合った浪人、平手造酒(天知)に友情を感じるが、平手は助五郎と犬猿の仲の笹川繁造(島田)の食客であった。やがて、運命の糸は、市と平手を対決に導く・・・。丸太橋での決闘はシリーズ中屈指の名勝負で、平手の最期の台詞には市も涙。

座頭市シリーズの第一作、三隅研次作品なので見た。
市は後年の無精髭を生やした愛敬のあるキャラクターではなく少し小太りのニヒルなあんまだが殺気はある。
天知茂扮する平手造酒は実際には見たことないが実像はこんな感じの虚無を湛えていたかもしれないと思わせる。
無い物ねだりだが天知茂が眠狂四郎を演じても面白かったかもしれない。
逆に市川雷蔵が勝新太郎の為に友情出演して平手造酒を演じて二人の対決を見たかったなあ。

三隅研次の演出は冴えている。
少し伏せ目の狭い画面に市やヤクザの蠢く様をもういいんじゃないかと思うほど長い長いカットを撮っている。

シリーズ記念すべき一作目。
面白かった。

10 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する