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2020年02月22日22:05

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その剣は、命より重い。

テムジンと玄翁――。
あまりにも衝撃的な、ふたりを待ち受ける運命。

タイチウト氏のタルグダイ軍一万五千騎に対し、テムジンは三千五百騎で挑もうとしていた。
モンゴル族の覇権を懸けた闘いだが、盟友ジャムカはメルキト族の脅威があり、テムジンに援軍を出すことができない。
しかもタルグダイのもとには、最強の男・玄翁がいるはずだった。
テムジン軍は数的劣勢をものともせず、次々と敵軍に突入し、長のタルグダイを発見する。
だが、そこに届くと思われた瞬間、玄翁の黒い旗が現れた。
死の恐怖が、戦場を包み込む――。



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北方謙三:チンギス紀 五 絶影



チンギスハン=源義経なんて伝説がありますが、北方さんはチンギスハンを北方水滸伝に組み込んでしましました。
もうね、水滸伝から読んでいる読者にとってはここまでの展開から既に正体はうっすらと分かっていることと思いますが、今巻でそれがはっきりします。

宋建国時代を描いた楊家将。
連綿と続くその想いがとうとうチンギス紀まで届きました。
いやもう、感激。
長く追っていたからこそ、涙なしでは読めぬ展開。
ずっとついていきますよ、北方さん!



これからテムジンは、想いと共に受け継いだ剣と、モンゴルを平定していくのでしょうか。
北方さんならではの熱い展開に、目が離せませんね。



次々巻が来月発売。。。
次巻を早いとこ読まねばならぬ。
楽しみだ!



今日も会見でウポポイ
亜咲花『SHINY DAYS』を聴きながら
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