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2020年02月16日10:24

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え?福岡県飯塚市にある「さかえ屋」という洋菓子店を追い出された創業家が、チョコレート研究所というベトナムのカカオを使ったチョコの店を出したんだね。

今朝、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、「父と娘のチョコレート戦記」という特集をやっていました。

 オムニバスでやっていましたが、最初に出てきた事例が面白かったです。
福岡県飯塚市の「さかえ屋」という洋菓子屋の創業家が、40億の債務超過を出して、銀行から経営から身を引くように、言わば追い出されたということでした。

 その後、元社長の中野氏が、東京のとある店に行き、そこで食べたチョコレートの味に感動して、チョコレートを自分で作るビジネスを始めたそうです。

 ベトナムのカカオは、未だ世界的には有名じゃないですが、味に惚れこみ、現地に工場を立てて生産を始めたとの事でした。普通、カカオ100%のチョコは苦くて食えないようですが、ベトナムのそれは、非常にフルーティで、100%でも美味しく食べられるそうです。

 今は飯塚市で、トレーラーハウスに店を構え、チョコを販売しているのですが、去年のある時期からベトナムへの投資が影響し、赤字が続くようになり、何とかしなければと、39歳の娘が新たな事業を立ち上げる話でしたね。

 娘はメキシコに飛び、モレというチョコレートを使った鶏肉にカレーソースをかけたメキシコの伝統的な家庭料理を食べに行き、協力者からレシピを教えてもらい、そのソースを店に納入しようと心がけました。そのソース作りにベトナムで作っているチョコを利用して生産の拡大を図ろうという事です。

 昔の洋菓子屋時代のよしみで、都内のフレンチの店でそのソースを使ってくれることになり、その試験販売に同行する場面が出てきました。ランチにそのソースをかけた一品を出したら、凄く好評だったようです。

 まさに「一発逆転」を狙う足掛かりを掴んだかもしれませんが、そう出来るかは、その家族の努力とアイデア次第でしょう。

 もう一つの例は、兵庫県の大三萬年堂という和菓子屋の娘がチョコを使った新商品を開発するという話で、そちらも父と娘の話でいい話でした。

 ちょうどバレンタイン直前のチョコの話で、面白かったですね。
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